パイオニア BonnesNotes DRESSING

随分前に雑誌のお試しをゲットしていました。



雑誌としては広告のようなもので内容はないようなものですが、付録の試供品と思えばまずまずのお値段。
この手のグッズは沢山世の中にあります。基本的にはUSBの電源系に良質なコンデンサーを挟んでコンパクトにまとめたもの。回路設計では普通に行われている処理です。デジタル信号でもノイズが増えるとジッターが増えて信号制度が落ちます。また、グラウンドを伝わってアナログ信号にも影響を与えて音が濁るというものです。
一部のデジタル原理主義系の方にはオカルトに見えるかも知れませんが、これについては理屈に適ったものと思えます。
全く効果が出ないとすれば、外乱に完璧な処理がされている強力な業務機器か、その程度では歯が立たない廉価機器のどちらかだと思います。

さて最初のインプレですが、まさに優しい効き具合。スッキリするのと同時にゆるフワ系のサウンドというか、これはこれで成立しています。ただ透明度の向上はなかなか好印象で高級機種を入手してみるきっかけとなりました。メーカーの狙い通り!w
差し込む場所で微妙に効果は変わります。無線LAN子機の電源供給ラインに投入した時はそのままふんわりな感じ、iMac miniからX-DP10の間でも同様傾向ですが、低音の密度が薄くなる感じもありました。


BonnesNotes DRESSING APS-DR005

購入直後はややヒステリックな感じもありましたが、エージングで落ち着きます。音全体にクリアネスが向上する感じです。使った場所は無線LAN子機の電源ラインです。USB形状でそのまま間に挟むことが出来るのがとても便利。メジャーメーカーだけにどちらの製品も副作用が少なく感じられるのが好印象です。ムックとはやはり違い、大きくクリアネスの向上が見られます。
USBの空きポートに刺すタイプも便利ですが、直接間に挟むことが出来るのがこの製品のメリット。直接的にしかもポートの数を無駄にしなくて済むのが便利。iFiと併用してSqueezeboxもハイファイトランスポート化出来てます。いつまで使えるのか!


最後に余談でもう一つ紹介。
意外に使えるUSBスイッチング電源という事で。



同じ系統でポートが一つとか色々バリエーションがありますが、それらの電気的な違いは未確認です。
他社の同等製品よりノイズレベルが低いようです。

X-PM100 10th Anniversary

限定50台!行ってしまいました。長く使うつもりで入手。正当派進化系アンプとしてはしばらく打ち止めになると思います。
まだエージングにしばらくかかる見通しで本調子までは数カ月では無いかと。デジタルアンプはエージングにかかる印象があり、それは消費電力の少なさが理由だと思います。
吉田苑さんのSEからのアップグレードです。音質傾向を簡単にまとめると、

1.SE
オリジナルと比べて中高域の抜けが抜群に良くなっている。低音のエネルギーが控えめだが、空間の広がりが凄まじい。
楽器の録音の位置関係が手に取るような感じ。特に小音量での再現性が過去のアナログアンプにはなかったと思う。
かつての「小音量はアナログアンプ」の常識を覆すアンプ。

2.10th Anniversary
少し不満があった低音の沈み込みが改善されている。小音量でもここぞというところの低音の圧が凄い。定位も確かに良くなっている。重心が下がったため、空間の広さはSEよりやや狭く感じる。ただ2週間くらいで空間が広がってきたので今後のエージングで変わる可能性が高い。音質改善の結果はデジタルソースよりアナログディスク再生で分かりやすかった。また背景の静けさが以前より増している。
(いずれもスピーカー端子をニアフィールドにしての試聴結果)

最初は変化に戸惑う感じもありましたが、徐々にこなれてきています。ソースの忠実度は確実にアップしてきており、インターコネクトや他のケーブルの見直しをやりました。傾向としてはよりノーマルなケーブルに戻す方向で、本体性能がアップした結果と思います。
SEでは無いオリジナルモデルとの比較では、天と地くらいの差があると思います。
このタイミングでのバージョンアップは個人的に苦しかったですが、投資の意味はあったかと。
電源ケーブルはSoulnoteですが、これに合わせてチューニングされているようで変更せずに運用すべきと思います。そのオリジナルモデルと言えるPC-5にも変更してみたところ、良さがややスポイルされる傾向でした。

相変わらず電源の品質には影響されやすいようで、良質な電源を用意した方が結果が出ると思われます。これはシリーズ共通ですね。

真空管の季節も・・・

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結局、ラックス兄弟が手元に揃いました。70〜80年代の球アンプの国内2大人気といえば、ラックスマン かマッキン。
マッキンもいいけど、やはり少年時代に出会ったのがラックスだったのでこちらに心が動かされる。
CL35MKIIIと球時代の最終形MQ360。時代が離れても統一が取れる所にラックスのこだわりを感じる。
360を入手するのは今回が初ではなく2010年頃にも一度ゲットしているが、当時はレトロな気分でなかったため手放してしまった。
360は太い音ながら、適度な解像感と高域の伸びを持った名機と思う。プッシュプル方式にありがちなフォーカスのにじみはほとんど感じない。
CL35の方は言うまでもない名機。一部におとなしすぎるとの意見があるが、カップリングに使われているオイルコンの音のように思われる。これはフルメンテ品でフィルムコンデンサーが使用されており、解像感も十分にあり基本設計の良さが音に出ている印象を受けた。中域が程よく膨らみボーカルが際立つ。クラシックも良いが、自分はエラ・フィッツジェラルドの肉声や古い録音が今までと全く違って心地よく響くのに感銘を受けた。ローファイソースに無敵。ただ、その中でもダメ録音はしっかりあるようで、どうにもこうにも行かないソースもあった。

ビンテージアンプの弱点は、ご老体ゆえに何か持病を持っていること。CL35は早速ドックへ里帰りとなったw
そしてデジタルアンプの季節がまたやってくる。

マランツ PM6006

L_pm6006_f_sg_34.png

マランツのAVアンプが良かったことから、実売アンダー5万円のこの機種を入手してみました。
リビングのLE8T駆動用です。

期待を裏切らず、これは良い!細かい音の分解能に長けていて価格からは想像できない仕上がり。
DACまで内蔵していてなんというコスパ!「for Music Lover」という感じのアンプです。
中華アンプのコスパにも驚いていましたが、趣味として面白いものの一つの機種を長く使う感じではないでしょう。
中華アンプとの大きな音質差はノイズレベルの低さだと思います。リニア電源化しても追いつかないレベルです。
メインで使用しているX-PM100に迫る解像感でありながら、アナログアンプらしいエッジがほんのりと柔らかくなる感じ。老舗のアンプメーカーの底力と言えそう。ソプラノ楽器やボーカルのサ行が優しく心に響く感じがあります。

自分が最初に購入したアンプはサンスイでした。その次はマランツ。そして今、マランツの音に帰ってきたようなところもあります。最近のマランツの高級ラインの音はあまり好みではなかったのですが、このアンプにはあの頃の音に近いものを感じました。

製品到着直後の音はいつものマランツらしく、音が細すぎて思わずトーンコントロールで低音を上げる感じ。2週間くらい通電すると落ち着いてきます。
エントリークラスゆえにハイエンド志向の人には目向きもされない機種ながら、中華アンプの10倍の価格?
やはりオーディオは電源。大型の電源を搭載しているのが高音質に貢献しているのでしょう。最近の小型アンプも優秀ですが、音に余裕が出ないのは宿命でしょうか。

FX-AUDIO- FX-502J

あけましておめでとうございます。今年の初投稿です。

IMG_0185.jpg


FX-AUDIOの新作、TPA3116搭載50W×2ch プリメインアンプです。(下が1002J+)
早速入手しました!
今までLE8Tを1002Jで駆動していましたが、高能率ゆえに出力が余りまくり、以前気にならなかった残留ノイズが気になるなどがあったため、新作を試してみることにしました。
前段の回路もシンプルだし、出力も抑えられて今回の用途にぴったりではないかと調達してみましたが大正解でした。


このアンプを駆動しているのが・・・

DSCF3340.jpg

そう、昔ルビジウム電源用として自作した電源ユニットです。やはりスイッチング電源とは比較にならないレベルでした。
アンプ本体よりコストかかっているしw 存在感もスゴイ

(追記:502はややクッキリした音。逆に1002には余裕があります。気分で切り替えています)

今年も終わる・・・

忙しくて更新が疎かになったおかげで、また広告が表示されてしまいました。
ネタがないわけではないのですが、濃厚な記事を書くのも面倒でゴメンなさい。

2017年もあと少し。今まで総括なんてやらなかったのですが、今年を少し振り返ってみようかと。


・アナログ再起
パイオニアのPL-70LIIが気に入ったお陰で、アナログレコードが少し増えました。
しかしながら今年の夏くらいにターンテーブルが故障。フルメンテ品をまた見つけてしまい、同じPL-70ですが入れ替わってます。音は前よりとてもクリアになりましたが、心地よいモヤモヤ感がやや薄れた感じ。今の方がストレートかも。

・球アンプの自作を少し
デスクトップシステムで少し楽しみました。ただ今の時代、かなり多機能なレシーバーやDACが安価な値段で手に入るわけで結局整理に入りました。趣味性高くて好きなんですけど・・・

・デジタル再生系のテコ入れ
色々見直し箇所がありました。ほぼ最終形。サーバーPC周りにiPurifierDCを入れたのが猛烈利いた気がします。ネットワークプレイヤーの機能はありませんが、Nmode X-DP10もファイル再生時代を象徴する存在に思います。今後、DACプリは一般化しそうな気配です。

・廉価デジタルアンプに圧倒される
FX-AUDIO製品ですね。これのお陰でシステム2号の価格が10分の1に圧縮されました・・音楽聴くのに十分過ぎます。単品20万以下の製品が微妙に感じる完成度。最終的に自作リニア電源投入で別格の底上げができました。

・LE8Tに落ち着く
ビンテージスピーカーを組むことになるとは1年前には思いつかなかったと思います。これ聴いてて落ち着くんですね。ハイ落ちの心地よさというか。エージング進んでちょっと低音がブーミーになりがちになって来ましたが、理屈ではないですw


世の中的には、いよいよファイル再生が一般化して来た2017年だったような気がします。ただ全てソースがファイルされるわけもなく、中間メディアとしてのCDはまだ必要かと。
クラウドサービスはとても便利ですが、配信側の都合でいきなり配信されていたファイルが消えるなど、最悪なケースが散見されます。ユーザーは手持ちのCDと同じ感覚で扱っているのですから、いきなりお気に入りCDが捨てられたようなもの。サービスそのものの存在を揺るがすことにもなりかねないので、ケチケチ作戦はやめていただきたい。
まあ、そんな一年でした。

Marantz NR1608 おおお!

L_nr1608_f_b_34.png

恐らくオーディオ機器の中で最もコスパの悪い機器、AVアンプ。これまで頑張ってフラグシップクラスか、その下を狙ってきましたが、もう息切れです。
背面に並ぶ、使いもしないノイズを拾うだけのアナログ端子。何しろ無駄にデカイ。
そしてピュア経験者からすると驚くほど音が悪い。ほとんどのピュア系の人は2ch専用機を別に所有している。
しかしテレビや映画をちょっとでもいい音で聴きたい欲求はあるわけで・・・
今回のNR1608はそんなマンネリを打開してくれた機種でした。

●本体薄い、軽い
いうことないです。

●安い!うまい!
これは凄すぎます。詳細は以下。

●ネットワークプレーヤーとして音がいい
過去に経験したAirplayの再生音の中で最も音がいい。専用アプリもなかなかの使い勝手。
自分が愛用しているSqueeze serverのDLNAエミュレーションも問題なく再生してしまいました。しかも音がいい。
一部でAirplayの安定性にクレームが少し付いているようですが、PC再生慣れするとこの程度ではビビらないですw
(追記:しかもSpotifyやAmazon Musicなど多様なサービスに対応。便利!)

●(聴感上)ノイズが少ない
PCオーディオ歴が長くなってくると、ノイズのカブリが聞いていてよく分かるようになります。S/N感がAVアンプとして過去最高。普段聴きには全く不足がないです。
そして、HDMIスルーの映像も心なしかスッキリして見えます。全てにおいてノイズレスに拘ったことが伺えます。

●駆動力
スペックだけでは必要最低限な印象も受けますが、実際はウッドベースのスピード感も十分でたまげました。余程の低能率のスピーカーで爆音とかでなければ十分と思います。


音質傾向全般としてはマランツサウンドでやや高域にエネルギーがあります。ただ、最近手にしたマランツ製品の中で音に最も色付けが少なく逆に自分好み。というか、これでいいんじゃないかと思います。
あまりオーディオっぽいパーツにこだわらず、回路設計やノイズ処理に頑張ったのが良かったのでは?
但し、AVアンプにありがちですが、「Pure」モードにすると途端に色気が・・・。デフォルトのプロロジックでの使用がオススメだと思います。

それ程広くないリビングで古くてデカイAVアンプを使っている方は、買い替えの価値があると思います。
これを最初のAV機器として入手する人が少し羨ましいですね。こんなの少し前にはあり得なかった。
そしてうちでは、ピュア系統がデジタルアンプ、AV系がアナログアンプという逆転現象が発生したのでした。

プロフィール

freestyle

Author:freestyle
システム1号:
Esoteric K-03 → Nmode X-PM100 10TH ANNIVERSARY → B&W 804 Diamond PB

Logitech Squeezebox touch

Phasemation EA-300
Technics SL-1200MK5
Nmode X-DP10

WE396A 自作真空管バッファアンプ

Antelope Isochrone Trinity

PS AUDIO PerfectWave Power Plant 5


システム2号:
FX AUDIO TUBE-01J LIMITED
FX-Audio FX502SPRO
LUXMAN CL35MK3
LUXMAN MQ-360
MEG ME25
LE8T + SANSUI SP-50
Nmode X-DU1
Logitech Squeezebox touch


インターコネクト:
ORB RCA-AKIHABARA
mogami 2534
Oyaide PA-02TR V2

デジタルインターコネクト:
QED Performance Optical
QED Reference Optical Quartz

電源アクセサリー:
SWO-NT

ほか諸々



その他、自作品等
Emisuke DAC Five ver.3改, ほか。


たまに自作もする人。高級機種は知らないが、オーディオ経験値はそこそこ自慢出来ると自画自賛。アクセサリーの泥沼からもなんとか這い出し現在に至る。


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ポリシーについて

基本的に自腹レビューです。メーカー等からレビューと引き換えに高額な試聴機を受け取ったりなどはございません。

あくまで個人的な主観によるレビュー等を展開してゆきます。趣味の範疇であるのが基本。ゆるーく行きますので、厳密なレビューになってないとか、ブラインドによるテストでないと意味が無いとか、母数が少ないので信憑性が薄いとか思われる方は別サイトへどうぞ。

オーディオグレードで高いから音が良いとか、そういうところに主軸は置きません。安くて気になるものが中心です。





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