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濃厚なリッピングの話

おもむろにお気に入りCDの再リッピングを開始した話です。


ネットワーク再生に移行してから様々なアプローチでマイシステムの高音質化を目指してきました。
目標は過去完成の域に達していたと思っているEsotericでのディスク再生音。
今まではネットワーク再生だからというのを言い訳にしていましたが、今後Esotericを手元に置くことはないだろうということで色々試行錯誤を続けているところです。

やはりEsotericと言えば、VRDSメカでしょう。
結論から言うとやはりそれ相応のリッピングをやらないと同列には並ばないのではないかということ。

たまたまリッピングにも使用しているメインPCの更新タイミングに合わせて、まずは前回紹介したSamsonの外付け化ドライブを使って同じCDをリッピングしてみました。


ううう、音が違う・・・


結論から言うと、リッピングPCが変わると音が変わっているように思えます。
(ここからは多分にオカルト要素が入りますので、宗派に合わない方は読まなくて結構です)

新品PCはエージングがまだなので、PCトラポの経験からすると音が変わる可能性はありますが・・・
レンジが狭く、どこか詰まった感じの音に聞こえます。

ここでオーディオ用廉価ケーブルAを試してみました。
すると随分と高域方向のヌケが良くなり、上機嫌でリッピングを開始しました。
Tidalの再生と比べて、明らかに明るいサウンド。


ただしばらく試聴していると少々腰高に感じる?

試しにリッピングPCの電源ケーブルを別のものへ交換。
同じCDを再度リッピング。

すると、腰高感が落ち着いてきたように????



気分のせいと思いたいところではありますが、Tidalと比べどれも音質傾向が明らかに違うように思えます。
まあ趣味ですから、気に入った形で使ってなんぼです。


結局、同じCDを3回リッピングし直すことに。
おかげさまで、Tidalのファイルより滑らかさが一層高いファイルを作ることができたようです。


ここで考察。


Amazon HDの音がイマイチと言う話があります。
この原因がサーバーインフラのせいという可能性も捨て切れないのですが、ファイルそのもののリッピングがまずいのではないかと?
もしそれが原因だと、修正はほぼ不可能?
外部委託と思われる大量リッピングを最発注はあり得ない(笑)

「CDリッピングの正確性が高い光学ドライブ」

昨年11月の記事。
音楽CDのリッピングに役立つ「CDリッピングの正確性が高い光学ドライブ」のリスト
https://gigazine.net/news/20221122-cd-ripping-optical-drive-accuracy-listing/

早速、踊らさせれた自分がいました。
メルカリに中古BH14NS48が激安で出品されていたから。1日だけ悩みました。
翌日見たら結構売れていて、自分と同じルートで来てしまった人がそれなりにいた模様。
2014年のドライブです。
最近光学ドライブって、終息方向のニュアンスが強いのでこの頃のドライブが優秀というのは何となく納得できます。

実は現用のドライブはPioneer BDR-S09で7位にいます。これと比較して有意な差が出るかと言えば恐らく微妙。
でも実際に試してみたい。

忙しかったせいで年を越しましたが、昨晩やっとテストできました。
アプリケーションは、EACです。
実はまだ厳密なヒヤリング比較テストはまだなのですが、パッと聞き殆ど違いはありませんでした(笑)
EAC側でキャリブレーションされている?結果なので、差がなくて当然ですが・・・

ただ、一つこのドライブを使って良かった点が。
リッピング速度がべらぼうに速い!
最近、昔ALACでリッピングしたCDをFlacでやり直すことも検討していたので、結果的にOKです。

ちなみに過去、ALACがFlacに比べて音質的に一歩譲っていたのに使っていた理由は以下。
・メイン音楽管理ソフトがiTunesだった。
・LMSがiTunesとの親和性が高かった。
・ネットワーク再生機器に性能限界があった。

PCやMacからのローカルファイル再生ではWAVやFLACを使っていて優位性は感じていましたが、楽曲が多すぎて全部のアルバム再生をこれで行うのは現実的でないと感じていたというのもあります。
やはり、Roonを使い始めたというのが大きいですね。
再生クオリティが格段に上がった一方、悩みが増えました。
同じ曲でALAC、TIDAL、EACで比較という沼にハマってしまいました。


訂正:
スピードが速いと書きましたが、設定違いによるもののようです。訂正いたします。
また、取り込みPCとの相性もあるような気が・・・?

Wifi6で2度おいしい話

我が家はNURO光なんですが、支給品ルーターのWifi通信速度がイマイチなのが気になっていました。
夫婦で同時に在宅勤務になった日など、リモート会議が重なるとどちらかがダウンしたりと最悪。Wifi環境の見直しが必要となっていました。
参考までに導入したのはこちら。



製品選択の基準は完全にブランドイメージ。後で知りましたが、通信速度だけならTP-LINK製品も早いみたいですね。
通信速度は古いiPhoneで繋いでも400Mbps程度出ており、従来比でおよそ10倍。快適さを手に入れました。
本ルーターの動作設定はAP(アクセスポイント)モードです。(=ブリッジ接続)

そこで不要になった支給品ルーターのWifi機能をオフしたところ、思わぬ結果が。

●テレビの音が明らかにいい
高域は滑らかになるし、音の広がり感が絶対に良くなっている!音抜けが良い。

●書斎部屋のセカンドシステムも良い
こちらも高域に残っていた僅かな歪み感がなくなり、文句なしの仕上がり

●リビングのメインシステムも新たな次元
絶対に音の透明感がアップしている。

ということで、良いことづくしです。
ルーターのACアダプターをGaNタイプにした時も一定のアップを感じましたが、今回はそれ以上かもしれません。
オーディオヴィジュアルマニアの方は是非、Wifi機能の分離を検討されてみてはいかがでしょうか。
これ、正直効果あると思います。

比較試聴の結果

IMG_5585.jpeg

比較試聴の結果、この2台が残りました(笑
Silent Angel M1T 8Gは以前アップした写真にはありませんでした。運良く程度の良い中古をゲットできたので、いきなりの登場です。
リニア電源投入の環境ではどちらも同クオリティということになりました。
(しかも、偶然どちらもM1Tという型番)
ただ、音は違います。

中域に暖かさがあるのが、Silent Angel。
清涼感を感じる音作りのMini PC。

どちらも電源と電源ケーブルの選択で結構音が違ってくるので、こういう音というのは言いにくいですが。
Silent Angelは仮想アース投入が効きました。



Mini PCの方は本当にコスパが高いです。購入時の本体価格は3万円以下。
インストールやチューニングを楽しめる人にはお勧めです。
当方はセカンドシステムで愛用中ですが、クオリティについては全く不満がありません。




注:
この2台は電源電圧が12Vと5Vで違いますので、電源ユニットは別になります。
その環境での比較になります。

噂のLANケーブル


LINKUP– [40Gbps認証済み] Cat8イーサネットパッチケーブル二重シールド| 26AWG 2000MHz(2GHz)Cat8.1 | Cat7A、Cat7、Cat6A、25G、10G、1Gネットワークと互換性あり、将来性のあるLANワイヤー[ブラック] -3フィート(約0.9m)

最近試したものの中で最も良かったものです。
これはいい。S/N感が半端なく良くてそれでいて音域バランスが良いというのが特長。
この1本で一気に世界が変わりました。
交換直後はちょっとエッジが立った感じもしなくはないですが、数日で落ち着きます。

ハブー再生機器に使うというのがお勧めのようです。
LAN関連はユーザー環境にかなり依存するのでなんとも言えませんが、ハブより上流部分はManKinのままの方が当方の場合はしっくりきました。ManKinもS/N感は十分すぎるのですが、若干音が暗めというか地味な方向へ向かいがちです。
それに対して、このケーブルは犠牲にしている要素が限りなく少ない。

いわゆるオーディオグレードに迫る品質。レイアウトの関係上、うちは数メートル単位で必要のなのでこのケーブルが助かります。


後日追記:
22AWGと聴き比べました。
どちらもそれぞれに良いです。フラットなのは26AWGです。中低域にボリュームが出るのが22AWG。リスニング音量によっても聞こえ方が違うようです。大音量で楽しむ環境のある方は22AWGの良さを引き出せると思います。小音量の方は26AWGがおすすめです。22AWGは壊滅的に引き回しが悪いですし、お値段高め。



プロフィール

freestyle

Author:freestyle
システム1号:
Silent Angel M1T 8G (リニア電源) → Soulnote D-2 → Soulnote A-2 → B&W 804 Diamond PB

Rock (Roon) ファンレスケース換装済み

Esoteric G-02

Soulnote E-1
Technics SL-1200GR
marantz SA-13S2


システム2号:
Soulnote sd2.0 FT
RUPERT NEVE DESIGNS RNHP
Skynew mini PC
Genelec 8320ARwM GLM Studio
Pioneer DJM250MkII


インターコネクト:
Soulnote SBC-1
mogami 2534

デジタルインターコネクト:
QED Performance Optical
QED Reference Optical Quartz

電源アクセサリー:
SWO-NT

ほか諸々



その他、自作品等
Emisuke DAC Five ver.3改, ほか。


たまに自作もする人。高級機種は知らないが、オーディオ経験値はそこそこ自慢出来ると自画自賛。アクセサリーの泥沼からもなんとか這い出し現在に至る。


基本的にリンクフリーです。
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ポリシーについて

基本的に自腹レビューです。

あくまで個人的な主観によるレビュー等を展開してゆきます。趣味の範疇であるのが基本。ゆるーく行きますので、厳密なレビューになってないとか、ブラインドによるテストでないと意味が無いとか、母数が少ないので信憑性が薄いとか思われる方は別サイトへどうぞ。

オーディオグレードで高いから音が良いとか、そういうところに主軸は置きません。安くて気になるものが中心です。






最近の大ヒット


個人的にこれを超えるバナナはなし!


安定のクオリティ


おすすめLANケーブル S/N良く中域の情報量が多い


光アイソレーション











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