デジタル再生を比較試聴してみる

先日から課題となっていたストリーミング再生。色々と試行錯誤してやっと着地点を見つけることができました。
ただまだもう少し。とりあえず、各種デジタル再生した場合の音質傾向を少しまとめてみます。
K-03のデジタル入力をフル活用した結果です。条件は近いと思います。


1. (対策済み)Squeezebox COAX出力
長く試行錯誤を繰り返してきた結果、かなり高品位なデジタル出力を得ることができました。
44.1KHzながら、透明感が高く気に入っています。もはやCDを回転させることは殆どなく2台のSqueezebox touchとiPod、iPadでどこの部屋にいてもサーバー上の曲にアクセスし、高品位な再生が出来ています。
現在の音質は透き通った感じと言えるでしょうか。ボーカルの雑味が少なく立体感があります。

2. CD再生(外部クロックあり)
ストリーミング再生との比較のため久しぶりに試聴しました。
やはりクロックのおかげか定位がしっかりとしています。低音もしっかりとして雑味が少なく正にスタンダード。安定感にほっとする感じがします。Squeezeboxと音質傾向に違いがあるものの、差は微妙でそれぞれに魅力があると思います。

3. ローカルファイル再生(Mac miniからUSB経由)
LANケーブルはMac本体に挿さない状態にして再生します。特に感じるのは音の開放感でしょうか。特にハイレゾファイル再生では、音全体のまろやかさが増し空間が広くCD再生では到達できない領域を実感します。またジッターに敏感に反応してしまうSPDIF転送との違いもあるような気がします。
ここでLANケーブルを挿すと、微妙に音が汚されるように感じました。やはり何らかの対策が必要に感じます。

4. ストリーミング再生(Mac miniからUSB経由)
LANケーブルを接続。USB出力にノイズフィルターを挿入することにしました。
普段使いには違和感の少ないレベルに達しましたが、同じ音楽ソースを使いCD再生やSqueezebox再生と比較すると明らかに空間の広さやボーカルの滑らかさで劣るような気がします。ローカルファイル再生とも確実に音質差があります。
どこかコンプレッサーがかかったような。その傾向はネットラジオの音質に近いような気がします。まだまだお気に入りの音楽ソースはCDやファイルで購入すると思います。


動向から見る限り今後ストリーミング配信が主流となるのは確実ですが・・・。原因がある程度特定できて対応機器も増えればと思います。

ストリーミング再生 試聴編

前回に引き続き試行錯誤の結果です。最終的には納得できる結果となりました。
試聴に使ったソースを紹介。


ソウル・アイズ
キャンディス・スプリングス

選択の理由は96kハイレゾファイルを所有していたため。ストリーミングでは44.1kだが、比較すると大体の傾向が分かる。



エラ・フィッツジェラルドに捧ぐ
ジェーン・モンハイト

ダイアナ・クラールと並んでオーディオファイルが大好きな歌姫。双方違う意味で再生が難しい。声にデジタル的な歪みが乗りやすいようで比較試聴でわかりやすい。


●AppleUSBEthernetアダプタの場合

Thunderbolt変換を使うはずが、OSのアップデートを止めていたせいでデバイスをうまく認識せず一度使用を断念しました。そこで出番となりました。
最初の印象はオンボードLANよりは一皮剥けた印象。やっぱり間違っていなかったようです。ただしばらく聴いていて高域に何かまだ歪みを感じる。ノイズの影響を受けている様子。
試しにローカルファイル再生してみると・・・以前より悪くなっている・・・
USBポート間でLANからのノイズが伝搬してしまっているようです。もちろんオシロスコープ等で測定したわけではないですが、音だけ聴くとそのように聴こえます。USBケーブルの途中に雑誌付録のUSBノイズフィルターを入れるとかなり落ち着きました。ほぼ間違いはないようです。
最後にアダプターを抜いてローカルファイルを再生すると、元に戻りました。

この変換アダプターでは十分な通信スピードを得ることができないようで、再生レスポンスが遅く再生が途切れることもありました。モバイル用途では十分ですが、今回の使用には不向きなようです。
しかし、この高域に歪みが乗りややハイ上がりな感じは、見かけ上高解像度な感じが演出されて好きだという人はいそうです・・・


●Apple Thunderbolt-ギガビットEthernetアダプタの場合

OSを最新の状態にして再びトライすると、無事認識し使用可能になりました。
当初の勘の通り、ほぼ不満な点がなくなりました。ローカルファイル再生の弊害もほぼ感じられないように思います。
お値段少しだけ高めですが、Mac miniユーザーの方にはおすすめの方法です。
Macの場合殆ど効果はありませんが、使用しないLANポートは全てソフト上で無効にしました。
通信速度も十分です。


最後に・・・

PC再生の場合、機器の電源は対策してなんぼのようです。今回のMac miniにはPS AudioのPower Plant Premierから給電しています。スイッチング電源を搭載している機器ほど敏感なようです。過去にPassiveなデバイスであるアイソレーショントランスを試していた時期もありました。しかし電源の影響を完全に抑えることはできず効果は限定的なようです。仕事都合で転勤があるため環境がどんどん変わるのを経験していますが、Activeな電源でないと対応できないと悟りました。

仮にWindows PCで再生している場合も同様な対策が可能か考えてみました。
空いているPCIスロットにUSB3.0のカードを増設します。USBインターフェースやDAC系統のUSBと分離します。そして、LAN-USB3.0変換を増設側のカードに接続する。さらにはUSB3.0カードをもう一枚増設しDAC系統も独立したカードで使用する・・など。
しかし、PCのマザーボードは小さい方がインピーダンスが下がり高音質が期待できるという持論もあります。そうなるとカード増設は難しくなるため、もう少し別の手段を考える必要が出てきます。
色々と妄想するのが楽しいですね

ストリーミング再生

遅ればせながら、某音楽ストリーミングサービスに加入しました。高音質でオーディオファイルに人気のアレです。
AppleMusicは既に加入済みで通勤電車の中でお世話になっています。

メインシステムではMac mini (late 2012)でハイレゾファイル再生しています。
構成は、
Mac mini →USB→ Esoteric K-03
です。

ここにまずは専用ソフトを入れて再生テスト・・・凄まじく音悪い・・・
次に定番高音質ソフトAudirvanaで再生・・・あまり変わらず。
試しにiTunesで別のオーディオインターフェース経由でEsoの光入力で再生してみると、殆ど音質変わらず・・・
ここで加入したのが間違ってなかったか不安に。
そしてMQAのソースを再生してみる。基本的にあまり変わらず。そういう問題でないらしい。
ネットでいくつか情報を漁ってみるも、皆さんローカルファイル再生の方が音が良いという意見。わかります。わかりますが、これでは納得できません・・・
過去の経験から原因を探ってみました。
やっぱりネットワーク系統でしょう。


● LANケーブルを調達
ほとんどファイル再生オンリーだったのでLANは手抜きでした。内蔵の無線LAN。この使用を中止しました。



長いのが必要なので、これです。今回は引き回しを考慮してスリムタイプ。一般ケーブルの中で吟味した到達点。


ほぼ正解でした。あの酷さは無くなっている。ただまだコンプレッサーがかかっているような感じ。高域はヒステリック。ファイル再生の足下にも及ばない。更に対策を検討しました。


● オンボードLAN
有線LANはノイズ飛び込みの原因になるし、ケーブル自体もアンテナになってノイズを呼び込んでしまう。
過去のPC自作の時もそうでしたが、LAN周りの対策がかなり効くようです。
以前はノイズフィルターを挟んだりなどもしていましたが、パッシブのフィルターには何かしら副作用が残りやすい。
今回はLAN機能そのものを本体から切り離すことを検討しました。



これは以前から所有していたもの。モバイル用に購入しました。




今回調達したもの。実はUSBポートがほとんど塞がっている状況で、空いているthunderboltポートを有効活用してみたいとの目的で。そして高周波を扱うthunderboltだけに、ノイズ対策が良いのではという期待から。

自分はゼロからの回路設計とかはできませんが、過去の自作の経験から学んだことがあります。その一つが最短距離で繋いだ方が良いところ、距離を置いた方が良いところがあるというものです。当たり前のようですが、これ地味に重要です。
クロックとDACチップを近づけるとメーカーの売り文句になります。逆にデジタル回路とアナログ回路をシールドで分けたり距離を置くとまた売り文句になります。これは効果があるからですね。
Mac miniの場合、中身を見たことはありませんが、LANチップが何か重要なチップと近すぎるのではないかと。あくまでオーディオ的にですが。

長くなったので、続きは次回に持ち越し。
久しぶりちょっとだけ中身のある内容でしょうか?

データバックアップのススメ

圧縮後のサイズで800GB程度の音楽データを貯めた外付けHDDが崩壊しました・・・

虫の知らせというか、なんか正月明けにバックアップを取らなきゃと思い、まさに終えた直後の出来事。直感って大事です。
ところがデータを復旧して数曲再生しようとしたらオリジナルファイルがないと警告が!
調べると、NASへバックアップ時にいつのまにか満タンに!悲劇は重なるものです。
全曲バックアップ取れていない!!

うー。ちょっと冷静に考えたら、いつかその前にバックアップを取った気がする。別のNASを検索したら、あったー!
両方で埋め合わせてなんとか被害はアルバム1、2枚程度で済みそうです。

というわけで教訓。2箇所にバックアップせよ。皆様にもお勧めします。

intel nuc 1がなくて、その2



Squeeze ServerにしているPCもそろそろ5年目。先日はCPUファンがイカれて異音がしたため純正に取り替えたり。
特に不満があったわけでもないですが、以前から思い描いていた小型化を実現したくこの機種を選びました。
実は今回で2台目。1台目はジェネレーションがひとつ前のもので、リビングPCとして活用中です。案外感触が良かったのでチャレンジしてみました。

インストールは前回やってハマっていたので、今回は比較的スムーズに終了。ドライバー類は事前にインテルのサイトからダウンロードしておかなければなりません。OSはWin10を選択。

本体が小さいのは本当に良いです。このタイプからHDMIもminiから標準に変わり扱いやすくなりました。
入れ替えてSqueeze Serverをインストール。再生して嫌な予感が…
やっぱり音が違うw エージングが全くと言っていいほどまだなのは原因として大きいが…
本当に嫌になります。その事実が嫌なんじゃなくて、単純に面倒なんです。
Squeezeboxまでは無線LANで飛ばしているので、グラウンドループとかは関係ないはず。

試しにケーブルを変えてみたりしてみると、DACへUSB接続してPCプレーヤー化した時の音の変化と共通するものが。
逆に今までどんなにプレーヤー側を手当てしても超えられなかった壁の意味がわかった気がしました。恐ろしや。
その一方で以前のサーバーPCはそれなりに吟味したパーツで組んでいたので一定のレベルは超えており、それはそれで結果として出ていたということで納得。旧PCはすぐに解体も検討していたけど、しばらく様子を見ることにしました。

1台目の経験からすると数ヶ月はエージングが必要そうです。とはいえ、良好な結果が得られるんじゃないかと思っています。早速、iPurifier DCも投入してみたら効果がありました。


インストール方法は詳しいサイトにお任せするとして、ちょっと感じたことをメモっておくと、

・ドライバー類とファームウェアは最新の状態にしないと、スリープ後の回復にOSが失敗する模様。
・高さが2倍のモデルもあります。見た目は薄い方がカッコイイですが、放熱は2倍の方が良いみたいなので、どちらを選ぶか悩みます。
・USB端子の数がギリギリ。ちょっと少ない。
・Mac miniと正直悩みました。価格でこちらにしましたが、音質でいうとMac miniの方がゴールは近かったかもしれません。(Mac miniも随分値上がりしたものです。)
・Squeeze Serverの小型化は以前にもチャレンジしたことがありましたが、当時のCPUはATOMでしたのでパワー不足で断念しました。今回は十分なパフォーマンス。5年前のi5より速いです。

プロフィール

freestyle

Author:freestyle
システム1号:
Esoteric K-03 → Nmode X-PM100 → B&W 804 Diamond PB

Logitech Squeezebox touch
Pioneer PL-70LⅡ
Phasemation EA-300
Technics SL-1200MK5

WE396A 自作真空管バッファアンプ

Antelope Isochrone Trinity

PS AUDIO PerfectWave Power Plant 5


システム2号:
Nmode X-DP10
FX AUDIO TUBE-01J LIMITED
FX AUDIO FX1002A
MEG ME25
Nmode X-DU1
Logitech Squeezebox touch


インターコネクト:
ORB RCA-AKIHABARA
mogami 2534

デジタルインターコネクト:
QED Performance Optical
QED Reference Optical Quartz

電源アクセサリー:
SWO-NT

ほか諸々



その他、自作品等
Emisuke DAC Five ver.3改, ほか。


たまに自作もする人。高級機種は知らないが、オーディオ経験値はそこそこ自慢出来ると自画自賛。アクセサリーの泥沼からもなんとか這い出し現在に至る。


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ポリシーについて

基本的に自腹レビューです。メーカー等からレビューと引き換えに高額な試聴機を受け取ったりなどはございません。

あくまで個人的な主観によるレビュー等を展開してゆきます。趣味の範疇であるのが基本。ゆるーく行きますので、厳密なレビューになってないとか、ブラインドによるテストでないと意味が無いとか、母数が少ないので信憑性が薄いとか思われる方は別サイトへどうぞ。

オーディオグレードで高いから音が良いとか、そういうところに主軸は置きません。安くて気になるものが中心です。





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