最後の球アンプ?

まとまった休みがいただけたので、4年越しの宿題をやりあげました。

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サンバレーSV-23D 6C6 ver.です。購入は4年前。多分、真空管オーディオフェアでサンバレーのデモを聴いて購入を決めたのだと思います。
いつものパターンですが、製作に取り掛かったところで転勤時期と重なり未完成のまま異動。東京へ戻って1年半で開封しました。作業テーブルの上に散乱したパーツをもれなく持ってきたかどうか勝負の分かれ目です(泣

期間は休憩を挟みつつ、2.5日程度。もう手配線なんて2度とやりません!パーツの数だけ見たら楽勝と思っていたのですが、それはプリント基板の場合。手配線の場合その何倍も時間がかかります。しかも抵抗器1本の取り付けに悩むことしばし。三次元的に組み上げないと周辺とショートします。苦労の甲斐あってか、各所の電圧測定も誤差範囲内、一発起動でした。

今回のポイントはキットのパーツをそのまま使ったところ。過去に高級パーツで固めたスペシャルバージョンを製作しましたが、純度と引き換えにガッツがなくなることもしばしば。その作業の中から球アンプの特性というものが見えてきました。パーツの個性も球アンプの魅力の一部ということ。高級パーツ交換で魅力が薄れる場合もある。まあ、とにかくもうこのアンプについてはあまり触りたくないというのが本音でした。

音の方はエージングとともにどんどん良くなる!中域のエネルギーたまらない音です。ペアにしているS-300初代との相性はバッチリ。音を聴いて当時なぜこのアンプキットの購入に踏み切ったのか、ちょっと思い出しました。古いジャズ、ソニーロリンズやベン・ウェブスターとかサックスものとの相性がたまらない音。

怪しいセット

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向かって右側のシルバー筐体がebayからヤフオクへ流れ込んだ怪しい格安DAC。TDA1547チップを使ったもので、肉厚で音がいい。これに自作の真空管バッファを接続。このバッファアンプは随分前の記事http://freestyle20.blog92.fc2.com/blog-date-200812.htmlで紹介したもの。
フロントのLEDを赤にしてしばらく使用していたけれど、またブルーに戻した。変更して思ったことは「音が変わった」
LED自体がノイズを微妙に発生していて、消費電力が違ったり…それより今思えば電源の取り口に若干の問題が。
ただもう修正をするつもりはなし。音は良い方向へ変わったので終了ということで。

LHH700

システム2号の現在

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マッキンなシステムになってました。実はすでに右のシステム紹介に登場済みw
ファイルな時代だからこそ、古いCDPに行ってしまった今日この頃です。時代はループする。実は10年くらい前にKENWOODの中古CDPを改造して遊んでいたことがあります。ある程度悟りは…?

一番の上のがLHH700。過去にLHHシリーズは色々使ってきましたが、700は初めてです。一応、FTモデルではありますが・・・
商品コメントでは改造品とのこと。一番トラブルポイントのゴムは交換してあるらしいです。
音の方はなかなかと思える一方、なんか違和感。
内部開けてみましたが、、、あああ、素人丸出しのチューニングっぷり。あんまりと思えるD/Aブロックだけでも手を入れることにしました。

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OSコンへの偏愛ぶりが伺えます。ちょっと昔過激に流行りました。最近では導電性高分子コンデンサーへ代替わりな方向でしょうか。かなり容量抜けが想像されるセラファインに電磁波よけの銅箔が巻いてあります。

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片っ端からOSコンで裏打ちしてあります。ご苦労さまです。
容量抜けのところに裏打ちはねえ…
全撤去して容量抜けのコンデンサーを交換しましょう。

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交換用のコンデンサーの選択が難しい。キャラはあまりたたない方がありがたい。とはいえ、セラファインそのものがキャラ強かったですよねえ。このセラファイン、昔は秋葉で大量に売れ残っていたものでしたが…探しに行ったのですが、現在はほぼ完全に姿を消してました。かろうじて購入できたのがこれ。

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左側。デカかった…

というわけで、作戦変更。最近マイブームのサンヨーのデッドストック?コンデンサーへ変更しました。

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音の方は大成功。見違えるような。太い感じが薄れるかと思ったら、本来の魅力はしっかり残っていました。
すっきり太く。カラーはうまく残せたようです。

ユニット戻してみる

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思うところあって、またユニットを戻してみました。
最初はモコモコ。おかしいと思って吸音材を調節。再度音出ししたら、絶妙なグッドバランス。
そんなに変わって良いものかというくらい。
このスピーカーはこれで完結としましょう。

ところで、メインのPASSのプリがなぜか自然故障。
修理出しするも年明けになるらしい。なぜに修理窓口が混む??代理店的にオールドマッキンの修理か?

FE103-Sol へ換装

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やっぱり気になる限定モデルSolへ換装してみました。
ずっと前からマークしていたにも関わらず、このバックボーンの製作を検討していたときに丁度欠品中。
ネット上の評判はなんだか厳しいこと書いてあるものもあり、FE108EΣを実装してしまいました。

このバックロードはユニット搭載部分の奥行きが狭く、流行りの巨大フェライト磁石を採用したモデルを搭載するのが難しいです。となると、必然的にFostexへ選択肢が限られてしまう。
換装と同時に吸音材を増やして箱鳴りを少し抑えました。
それから、空いちゃった取り付け穴はとりあえず保留。本来は塞ぐべきですが・・・

バーンインはこれから。ファーストインプレッションはいいですね。低音の下の方が控えめというのはネットの評判通りですが、バッキーのホーンの長さとのマッチングは悪くなさそうで歯切れの良い低音が心地よいです。
しばらくこのままにして、どちらのユニットを最終形とするか決めることにします。

FE108EΣのリッチなユニット固定は、背圧が大きそうなバックロードを意識したものであるのは間違いないわけで数字や理論の上では有利そうではあります。しかし全く逆の発想のように柔らかくユニットを押さえているこのSolはとても良い感じ。耳に優しい感じがします。

プロフィール

freestyle

Author:freestyle
システム1号:
Sfz DST-Lacerta → Soulnote D-2 → Soulnote A-2 → B&W 804 Diamond PB
with 10M Clock

Rock (Roon) ファンレスケース換装済み


Soulnote E-1
Technics SL-1200GR
DENON DCD-1650AZ


システム2号:
RUPERT NEVE DESIGNS RNHP
Intel NUC10I3FNH with Gentooplayer
Pioneer DJM250MkII

Sansui AU-D907F Extra
Sansui AU-a607MOS Premium
JBL4309

インターコネクト:
Soulnote SBC-1


デジタルインターコネクト:
QED Performance Optical
QED Reference Optical Quartz



ほか諸々



その他、自作品等


たまに自作もする人。高級機種は知らないが、オーディオ経験値はそこそこ自慢出来ると自画自賛。アクセサリーの泥沼からもなんとか這い出し現在に至る。


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