2010/09/30
現用リビングPC
現用のリビングPCを紹介します。
倒産前のWindyのアルミケースです。当時奮発して買いました。
OSはリムーバブルHDDにインストール済み。交換可能です。
電源は高級電源が出回り始めた2003年頃購入した、独TAGANの製品を使用。低回転ファンな上に出力ケーブルが最初からよじってあるところが気に入って購入したものです。

MBはAopenのAX4PE Tube。当時話題の真空管マザー。別に真空管で演算処理するわけではなく、オーディオのバッファアンプに真空管を用いているという珍品。音質はお世辞にも良いとは言えないが、なんとも味わい深い音がする。ちょっと残念なのは出力が小さいためにS/Nが悪い点。
実際はこの真空管出力は使っていません。増設の1394カードからM-AudioのProfire 610へ接続。

Profireは標準ACアダプタだと元気の良さばかりが目立つ印象ですが、電源をリニア化すると素晴らしい性能を発揮します。聴き専マニアにももう少し評価があっても良いと思うくらい。そしてデジタイズ目的には助かる入力バッファアンプ。これが特に素晴らしい。仮にフォノアンプがしょぼくても、この入力を使うとかなり音が良くなる。
先日のKorgのDJミキサーもこの入力を使うことでかなりレベルアップして聴けていたみたいです。
Profireは旧製品に比べて大幅性能アップしているようなので、安価に楽しみたい人にはお勧めの一つだと思います。
下の箱はオリジナルリニア電源。変わったことはしていないですが、不満のない完成度です。
またProfireには同軸出力しかないので、Fostexの光変換を使用してDACへ入力。1394ケーブルはコーヒーさん製作の品。変換機へは吉田苑のデジタルケーブル、変換機からDACへはホリゾンテックの光ケーブル7mで引き回し。
DACはサンバレーModel2使用。これもマイ改造品。相当いいです。球らしい滑らかさと解像感との両立。もともとヤフオクで5万円くらいで入手したものですが、驚異的なC/Pになっています。
古いマシンですが、音に不満はありません。
でも、そろそろ新マシンの構築と検証をやってみたい衝動にかられ、手を出してみているところですが、意外に前途多難。それってオーディオ用だからというより、自作PC道でハマるよくあるパターン。
次回は検証の結果を紹介してみようかと思っています。