2010/10/30
聴き専PCの検証 メモリ
今回はメモリ編です。はっきりいうと、これについては結論がついていません。市場に出回るメモリの種類が多すぎる。
そして何よりも音が変わり過ぎ!
ほんとパワーケーブルの交換しているような変わりぶりです。
この変わり方はマザボが「良いか、ダメか」の基準であるのに対し、「この鳴り方ってアリ?」と問われているような変化ぶりです。これは切って落としにくいので悩みが多い。
善し悪しがはっきりしていないので匿名とさせていただきます。今比較的気に入っている2社のざっくりとしたイメージ。
A社
高域の伸び、天井の高さが売り。いわゆる高解像度系。ただやっぱりこの特徴には何らかの癖が影響しているようで、高域にやや刺も感じられる。ただ程度が絶妙なのでアリか。でももう少しなんとかしたい。
B社
上記と対照的。高域の癖はざっくりと取れている。中域は凄くなめらか。そのために逆に鮮烈さがなくて、やや地味な鳴り方になる。PCオーディオでイメージするのとはかなり違うかも。良く言えばアナログ的。しかし、もっと空間を広げたくなる。
こういう変化で思い出すのが、DAC自作のときのチップ周りのコンデンサ選択。このあたりに投入するコンデンサでかなり音が変わってきます。まさにその変化ぶりと共通する印象。
最近、パワーケーブルについては導体の太さや素材の種類、コネクタのメッキでおおよその音質傾向が読めるようになったけど、メモリだけはさっぱり分かりません。
あと少しトライしてみて諦めることにします。
あ、最後にひとつだけ。同じメーカーの種類違い、ランク違いは同じ音傾向です。ただ高いと良くなるのかは知りませんw