2010/12/28
Mark Levinson No.26L

なぜかコイツがうちにいます。
Passをゲットした後にやっぱりレビンソンが恋しくなって手を出してしまったもの。ダイナで中古を試聴して忘れられなかったのがそもそもの発端。
かなりリーズナブルな価格でゲットできています。高級ケーブルやタップなんかを売っぱらった金額で買えてしまったというのが恐ろしいw
ともかく、コイツいいんですよ。
随分長いこと死蔵されていたらしく、通電直後はかなりの癖ありサウンド。でもこの時の強烈な癖はサルになりそうな程魔力でしたw
音全体がエネルギッシュ。ハイゲインなのでボリューム位置は写真位の位置になっちゃいます。その分、まさにリミッターを外したような解放感。そう、このプリの最大の魅力はこの解放感です。
一部ではエロで有名なレビンソン氏が本家に在籍していた頃に発表された最後のアンプがこのNo.26L。レビンソン氏が会社を辞めたのは不倫が原因だったとの噂もあります。つまりこのアンプの開発時がまさにそのまっ最中。
解放感の訳がよくわかります(爆)
とにかく音が前へ出てくる。女性ボーカルとドラムのタムの音が猛烈に生生しい。ライブ演奏を聴いているような感じといったら良いでしょうか。
この解放感とエネルギーはオールディスクリート構成によるものでしょうか。また発熱も凄まじくシャント回路のような電流無駄遣い電源回路で昔のアメ車のようなパワーを得ているようです。
一方で残留ノイズは多め。そして高域はツンツンしてます。このツンツンは本来褒められたものではないのですが、これがまた病みつき系。残留ノイズは多いのに音の消え際はずっと遠くにある。
うちではこれが結局リファレンス的存在になっちゃいました。繋いですぐ理想的な音が出てしまう。