2011/12/26
yanokami


yanokami最後の新譜です。
矢野顕子のボーカル入りもいいのだけど、実はrepriseのインストが無茶苦茶よかったりする。
正直しびれました。
このトラックバージョンはlust以来の傑作のような気も。
先日の追悼ラジオ番組で明かされた事実。訃報を聞いた矢野が「なんとか残さなくてはならない」と思い立ち、このインストバージョンを作ることになったとのこと。自らのボーカルを除いてでもトラックの良さを認めていた矢野の見る目(耳?)はやっぱり本物。
どうでもいいことですが、これ真空管で聞くと楽しみが半減しますw しょうがない。リズムパターンの中に時折入るキックがとても心地良く思えるから。エネルギーが溜まりドスンと来る感じは、真空管じゃスピーカーユニットを制動出来なくてぼよんといった感じになる。向き不向きってあります。
打ち込みアレルギーのない方にはオススメのアルバムです。