2014/06/26
PS AUDIO PerfectWave Power Plant 5

PS AUDIOの現行機種ですね。既に所有しているPPPremireに続いて導入は2台目になります。もちろん中古。
この場所には東京から持ち込んだノイズカットトランスがあったのですが、関西の電源との相性からアクティブタイプのこの製品の導入に踏み切りました。結果は大成功。空間は広く、奥行きは伸びる、低インピーダンス化もあって低音の押しもしっかり。特有の色づけはなくデメリットはありませんでした。
雑誌の測定などでは、アキュの製品などと比べて不利なデータが乗せられるPS製品ですが、実際は値段が安く性能もしっかりとしていて使い易いと思います。背面にコンセントは8つ。これだけあれば殆どの機器が接続できます。コンセントの数が少ない製品だと更にタップ分岐する必要が出てしまい、結果的に音を汚してしまうこともあります。なかなか実用度の高い製品です。

案外、ケーブル目隠しにもなってスッキリおさまりました。
この装置の面白いところは電源の入力波形と出力波形をグラフィカルに確認できるところ。しかも差分のグラフまで確認できる!関西の電源は関東に比べてファットで良質。これを導入する意味もちょっと考えました。電源波形もかなり綺麗でTHD2.5%。これは優秀な数字だと思います。東京では4%はあったので。
これを補正して1%以下にして出力。この僅かな差分が案外大きく今までの悩みがほぼ解消。特にスイッチング電源のものにテキメンに効きますね。
ここで一つ実験。

Noise Harvesterやノイズフィルターで入力波形は変化するのか? もしくはTHDの値は下がるのか?
下の数珠つなぎは見た目に強烈ですw 効きそう。
早速、PPPの取り口の隣のコンセントにそれぞれ差してみましたが…
全然、グラフに変化ありません…どちらもです…
恐らく効いてる周波数が違うのでしょう。十分あり得る話ですが…?
PPPを通さない時と違い、いずれをやっても音に全く変化が出ないのでとても優秀な製品だということでしょう。
追記:
PPPの電源の取り口を壁コン直にしたら、音が生き生きと変化しました。そして波形を見てみると確かに変化が。
正弦波がなめらかになっています。THDの値は変わっていませんが、対策グッズより系統を見直すことの方がはっきりと効果があるということでしょうか。