2014/08/24
TRV-88SER

以前の自作キットより2年、所有するのは3台目のトライオード製品になります。例のスピーカーをプッシュプルで鳴らしたらどうなるのか、我慢出来ず入手してしまいました。
中古の真空管アンプを検索してましたが、結局コスパの良いものに落ち着きました。
球の色がなんか変だって? そうです。交換してあります。
もう最初から球交換前提で動き始めました。付属の球ではやっぱり上下のレンジが狭くもっこりしたサウンド。
交換したら目が覚めるようなサウンドに生まれ変わりました。
交換したのはJJのブルー管。マッチドクアッドなんだけれど、一番左だけ色が微妙に違います。
写真はもっと真っ青だったんだけど。音は期待通りだったので良しとしましょう。
(固定バイアスのモデルですから、交換に際してバイアス調整をちゃっちゃと済ませました)
初段は手持ちのストックからSimens 12AX7 を装着しました。12AU7も交換予定です。
プッシュプルらしい、空間の広さが魅力的ですね。パワーケーブルはラックスマンのJPA-10000を手持ちのストックから使用。これが一番ハマりました。
UESUGIと比べて柔らかさがあり聴き易くなったでしょうか。UESUGIの突き抜けたストレート感とはやっぱり別物です。UESUGIはどこかデジタルアンプのようなストレート感と生々しさがあり、シングルアンプの極みのような感じでしょうか。どちらも魅力的。
ただいまセカンドシステム増殖中。ケーブルやらなんやら手放したら随分と軍資金が溜まり、こんな展開となっています。
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トライオードはセカンドオーナーの方へすでに旅立ってゆきました。ありがとうございました。