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TU-8150 作ってみた

DSCF3136.jpg

作りたてホヤホヤの画像。エレキットはキットとしての完成度は世界最高クラスと言って過言はないでしょう。集中して作れば1日で完成するでしょうが、仕事から帰宅後にちょこちょこと作っていたので少し時間がかかりました。いや、キットはもういい・・・

名作TU-870に中毒した時も思ったのですが、エレキットは固有の音を持っておりハイファイ度はそこそこでも唯一無二の存在感があるんです。その後、もっとハイファイなキットを多数製作しましたが、長く使えた機種はそれほど多くはなくエレキットの楽しさに勝るものはそうなかったと思います。
球のアンプに求めるものは何か。絶対的なハイファイではないということに気がついたのは比較的最近。でもそれが一番手に入りにくく難しいですね。

そういう経緯もあってパーツは付属のものを中心としました。大きな変更点はカップリングコンデンサーで、手持ちのJensenです。このおかげか、最初の音出しから十分な音が出てびっくりでした。高域がザクザク言っているのはエージング次第でしょうが、逆にこの感じが好きです。

このキットで気になった点をいくつか
1. ソケット式のコネクターのおかげで真空管交換の幅が広がるが、接点が増えるので音質的な点では・・
2. プラスチックの真空管ソケットは?(ただ黒い方がカッコイイ)
3. 増幅タイプを選べるジャンバーが緩い。ややグラグラしている。
4. 電源トランスを基盤に取り付けるとバランスが悪く、のちの工作がややしにくい。
5. オペアンプのソケットがバネ式。(自分は変更しました)

など、コスト的な制約が少し見え隠れしています。
しかしながら無限の音の可能性を追求できる仕様はとても魅力的。さらにはオペアンプ交換まで!オペアンプ周りは意外とキモですので、ちょっとコンデンサーを追加しています。付属の4580Dでも十分な音が出ています。
オペアンプ周りの基盤設計の集積度はまるでDAコンバーターのよう。半田付け要注意でした。

このモデルは写真のようなスケルトン状態がカッコイイ。しばらく球交換など楽しもうと思います。
そして嬉しいヘッドホン端子。ヘッドホンはもちろんですが、ここからラインへ変換すればラインアンプとして楽しめる。中華デジアンに繋ぐのもアリかと。

プロフィール

freestyle

Author:freestyle
システム1号:
Silent Angel M1T 8G (リニア電源) → Soulnote D-2 → Soulnote A-2 → B&W 804 Diamond PB

Rock (Roon) ファンレスケース換装済み

Esoteric G-02

Soulnote E-1
Technics SL-1200GR
marantz SA-13S2


システム2号:
Soulnote sd2.0 FT
RUPERT NEVE DESIGNS RNHP
Skynew mini PC
Genelec 8320ARwM GLM Studio
Pioneer DJM250MkII


インターコネクト:
Soulnote SBC-1
mogami 2534

デジタルインターコネクト:
QED Performance Optical
QED Reference Optical Quartz

電源アクセサリー:
SWO-NT

ほか諸々



その他、自作品等
Emisuke DAC Five ver.3改, ほか。


たまに自作もする人。高級機種は知らないが、オーディオ経験値はそこそこ自慢出来ると自画自賛。アクセサリーの泥沼からもなんとか這い出し現在に至る。


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