2018/08/17
Adresユニット

Aurex AD-4 mk2
オクでレアなジャンク品をゲット。お安かったです。ドロドロに汚れてましたが、一応動作しました!
微妙に経年で左右のバランスなど狂いが出ているようですが、アナログですし実用上問題ないレベルでした。
これがなかなか良かった。グリーンのレベルメーターも見た目に楽しませてくれるけど、これで聞くカセットはオープンリールなテイストです。
adresのサウンドを初めて聴いたのは10代の頃。兄が知り合いから譲り受けたコンポが東芝製で、これがカセットの音かと驚いた覚えがあります。当時は爆音で聴いていたので耳慣れないブリージングノイズが気になった覚えがありますが、dbxのやや不自然な感じに比べれば高品位にナチュラルです。
テープは2系統接続できるので便利。そう、昔はテープセレクターという便利なグッズが販売されていました。
その機能も兼ねてます。
Adresという存在自体がよく分からないという方、良いホームページがありました。
http://www.kantama.com/adres/adres1.htm
国産で唯一残ったノイズリダクション方式。とはいえ、80年代初頭で収束してしまったようです。
これとA&Dデッキとの組み合わせがなかなか絶妙。
一緒に増殖したGX-Z9000と共に使用しています。
Z9000はA&Dブランド1号とのことですが、AKAIのサウンドを引き継いでいるとのこと。実際、9100とは違う音です。
9100が質実剛健な感じに対し、色っぽくボーカル中心なサウンド。ファンが多いのも頷けます。
adresユニットの方は、気が向いたら開腹して調整にチャレンジしてみることにします。