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赤白ケーブル

カセットデッキが複数台溜まってしまうと、それらの接続にRCAケーブルが相当数必要になってしまいます。
高価なオーディオケーブルを沢山集めると結構なコストになってしまう。「オーディオ用」のものを2セット揃えるだけで本体価格を超える可能性が(笑)
それは今回の用途にはオーバースペックと思われ、当時使っていたあの赤白ケーブルを基準にテストしてみることにしました。
(まあそもそもこの文脈を理解できない方が多数いるのは想像できますが・・)

見た目で通称「赤白ケーブル」と呼ばれ、みんな同じもののように思えますが、その音は全部違います。
以下でテストした赤白ケーブルに関してのみ言うと、共通する良い点は付帯音がとても少ないところ。
試聴のリファレンスはモガミ 2534 としました。


●王道! Sony RK-C305
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多分、80年代のオーディオ文化の立役者はこのケーブルでしょう。今からすると音数は十分ではないかも知れませんが、エネルギーバランスは完璧。しかも歪が少ない。一昔前は殆どの家庭で結構な音量で鑑賞していたと思われるし、これで十分だったと思います。オークションでは現在プレミア価格となっています。
当時のオーディオ機器は現在の機器と比べてそれほど音数は多くなかったわけで、不足を感じる人はいなかったのではないでしょうか。
どこのショップの店頭にも置いてありましたし、安価で中学生でも気軽に購入できるアクセサリーでした。
手持ちのものはオクでゲットしたもので比較的新しいものですが、Made in Chinaのようです。


●Victor CN-165G
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80年代当時ソニーと店頭で勢力争いしていた製品です。自分は断然ソニー派だったので、ソニーの在庫が切れてこちらの製品になったときは少し残念だった覚えがあります。
製品の品質はソニーと遜色ないのですが、音質は少し高域強調型でした。ただ十分なクオリティだと思います。ビンテージ品を入手しましたが、マレーシア製でした。


●8ONE (現行製品)
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こちらはアマゾンで購入できる現行製品です。なんとMade in Japanとのこと。ケーブルの作りはビクターの製品にどこか似ているような。個人的に現行製品の中では一押しと思われる製品。わずかに歪みぽさと線の細さがあるが、音抜けが良い。安価で複数入手してしまったのは言うまでもありません。日本製の魔力。


●富士パーツ (現行製品)
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これも王道製品の一つ。音質は8ONEとほぼ同じ。ただ音抜けで一歩譲り光るところが少ない代わりに、トゲがない聴きやすいサウンド。相性であまり悩まない優秀なケーブル。良いと思います。マレーシア製。これも使わせていただいてます。


■番外編

●Sony LC-OFC
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当時のLC-OFCブームの一片を担うケーブル。これがちょっと面白いケーブルでした。アナログ的に美味しく色が付きます。甘い太めのアナログサウンド。残響音などがふんわりと温度感が増す印象。自分はフォノアンプの出力に繋いでました。
アナログレコードファンにもちょっとオススメできる一本かもしれません。オクではあまり競争もなく安価に入手できると思います。
(ただ色がつく=付帯音なわけでこの時代くらいからケーブル文化が始まるのだなと・・)


●Sony OFC
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発売当時これ持ってました。LC-OFCとは色違いで音も似た傾向をイメージしますが、実際は全く違いました。ノーマルの赤白OFCと殆ど同じ、少し高域が伸びて全体に音が太めになるイメージです。特別な色付けを求める向きにはあまり合わないですが、今となってはノーマルの赤白OFCが入手困難なためその代替として入手してみる手はあると思います。エッジは少しマイルド傾向になります。


現行で入手可能な赤白ケーブルとしては他にカナレもありますが、こちらは業務用といった趣で引き回しの良さは感じるものの、あまりホームオーディオ向きではないように感じました。
そもそもオーディオ用ケーブルの種類が増え始めたのは、CDが発売された80年代以降と理解しています。音数の面だけで言うと赤白ケーブルでは若干不足する面もあり開発が進んだのだと思います。パッケージには「for Digital」の文字が踊っていました。当時はアナログケーブルなのに何故と思っていましたが。

一方でデジタルサウンドの違和感を抑えたい意図もあったのではと推測します。最近は落ち着いてきましたが、アクセサリー文化のカオスには、そういった思いがずっと背景にあったのではと思います。
逆にアナログソースにバキバキな現代ケーブルを使用すると、ノイズが浮いてきて余計な音数が増えていることを感じます。
弩級のアナログシステムをお持ちでない限り、緩めで安価なケーブルで案外ハッピーなアナログライフが楽しめるのではないかと思った次第です。

ちなみにレコーディング用途で定評があるモガミのケーブルとSonyのノーマルRCAは音質バランスが似ており、それが一部で定評がある理由だと思います。アナログソースを楽しむ場合、自分はモガミと紹介したRCAを組み合わせて使っているのが現状です。

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