2018/12/16
GT-2000

中古品をゲットしました。パイオニアのターンテーブルが故障して以来、コスパの良いターンテーブルを検討してきました。Regaもかなり有力な候補になっていましたが、メイン機としては今ひとつ手が伸びず、定番機を入手することになりました。
この機器に関しては世の噂と殆ど違わず。しかし、基礎体力のあるターンテーブルは気持ちの良いものです。
・S/Nは十分。音の消え際まで音色が変わることもなく、ストレート。
・ターンテーブルは十分な重量を持たせた結果か、DDのキビキビとした感じとベルトの大らかさの双方を持ち合わせたイメージ。
・アナログがこんなに安心感と共に聴けるのは初めて。(フワフワした感じがしない)
・色気はかなり控えめ。優秀ではある。
・低音の再現性が高い。ベースとバスドラの音の描き分けはしっかりとしている。
・アームに関して物申す評判が多いのは分かる気がする。あと少しの解像度は控えめかもしれない。
・モガミのフォノケーブルは全体の音作りに影響している気がする。
一部でCDのようなサウンドと言われているようですが、中域が思いのほか分厚くしっかりアナログの音だと思います。
ただバランスが非常に中庸で色気は控えめなので、そのような表現が出てくること自体には納得です。
今回の個体は非常に状態良く肉厚のターンテーブルの側面が美しい。また色々オプションで楽しめる要素はあるので、楽しみです。
まあアナログレコードについては、既にマイブームは過ぎているので程々に楽しむかと・・・