2021/05/31
ネットワークオーディオ時代の電源の取り方について
本宅のシステムは極小音量での再生を余儀なくされてましたが、およそ1年ぶりくらいに音量を出せる機会があり、久々システムの音をしっかりと確認しました。結果なんですが、
ひでええええ・・・・
やはり小音量ではバックグラウンドの音までは分からず、やらかしてしまったようです。
週末だけのリスニングでしかも間が空く(前の音を忘れる)、子育てで忙しくあまり集中できない、など条件が重なるとこんなもんです。
1年前はもっと音良かったはずなので、何が悪さしているのか冷静に考えると・・・
PCオーディオ関連機器が増えてます。しかも、ウチは基本的に庶民派なのでマックやPC。
設置場所の都合で電源の取り口を同じにしてしまっていました。
これじゃまずいと思い、デジタル系タップを別途分けることにしました。
結論から言うと、大正解。やはりこれが原因でした。
デジアナ分離は古典的な手法で、昔はCDPとアンプくらいでした。これを分離したところで効果は一定程度あるものの、正直大したことないです。今時のCDPはそんなにノイズをばらまかない。
一方、最近のネットワーク機器等、廉価なデジタル機器はスイッチング式電源や外付けACアダプターがほとんど。
これ分離しないと本当にヤバいです。
ウチのデジタル機器(オーディオ使用、PC関連)
・メディアコンバーター
・ネットワークハブ
・Daphile PC
・Mac
ついついこれらにも良質な電源をと、オーディオ系からとっていたのは大きな間違い。
これらはアンプ類とは分離すべきです。
(ちなみにタップはそんな高級品でなくても効果は十分)
実はこの並び、電源を汚している機器順になっています。
特にメディアコンバーターはやばかった。これを分離した瞬間の差はかなりのものでした。
これを導入した直後に感じた、少し音が大人しくなった感じは、電源の汚れが原因だったようです。
もし、オーディオと同じタップで使っている方がいらしたら、余ったパナソニック製電源タップでもいいので、騙されたと思って試してみてください。
なかなか面倒な時代になったものです。
同じタップにCDPとアンプをさして使えるというのが、今となっては懐かしい。