2022/01/22
リニューアル

3年くらい愛用した(実際は単身赴任中で使用頻度小でした)YAMAHA GT-2000を手放し、大阪でゲットしたSL-1200MK3Dがメインの座に復活しました。
GT-2000のS/N感はアナログ再生としてはトップクラスにあるとは思うものの、入手時から感じていたスピードの「遅さ」が気になり・・・
梱包作業をしていて痛感しました。このプレーヤーは発売当時のハイエンドプレーヤーの名に恥じることなく、重量が半端ないです。ターンテーブルの重量なんて物凄い。
私の持論で申し訳ないですが、「鳴かない」ことは理系の頭には最適解だったと思いますが、アナログプレーヤーでそれをやり過ぎると本来のアナログの旨味がなくなってしまうのではないかと。
このプレーヤーの音は「CDみたい」と表現されることがありますが、その理屈でいくとどこか合点がいくような気がします。。
太い音傾向ではあるのですが、重量級のボディの制振構造のおかげ?か低音の沈み込みはそこまで伸びないような?
対局にあるのは、LINN LP12とかでしょうか。あのプレーヤーを聞いて思うのは、キャビネットの響きが良いということ。それに尽きると思います。
一方、SL-1200については、高剛性を売りにしており一見鳴かなそうなボディですが、絶妙な塩梅で鳴きの要素が感じられます。実際、設置場所で音が結構変わります。
それより何より、音の立ち上がり、スピード感が楽しい。これに尽きると思います。
そして、カートリッジにはビンテージのShure M44G(アメリカ製)を選択。個体差が激しいM44Gカートリッジにおいて、これは当たりだったようです。(熱い音を求めてMMカートリッジ回帰というのもありました)
結局、最高のコスパセットに落ち着いてしまった状況。ボチボチ次の展開を考えますが、そんな大転換はないかな。
そして、もう一つのリニューアルは、DELA S100やめたぜ!です。
元のJS PC Audioのハブに戻しました。
どんどん機材価格が下がっていってますが(笑)、音を聴いて決めたことです。
かなり求める音に近づいたかな?