2022/05/29
禁断のアイソレーション おそらく?最終章
先日の再生機器への光アイソレーションはかなりの効果をあげた一方、なんだか奥深い課題にぶつかったような感覚がありました。要は音の重心が高く、それでいて純度に限界が出てきたような?
色々考えた挙句、もしやと思えた場所がありました。
我が家の構成を簡単に書くと
Rockサーバー - 光アイソレーション - HUB - 光アイソレーション(改) - 再生機器
ルーターはHUBに繋がっていますが、今回は省略。
Rockサーバーは再生機器があるリビングとは違う書斎に置いています。(これはファンの音がうるさいというのが理由)
Rockサーバーにも光アイソレーションを入れた理由は、書斎のセカンドシステム用にROCKのUSB端子から直接DACを繋いでいたからです。ですが、これがあまりうまくなくて現在は別途Roonブリッジを構成しています。(この前の記事)
「禁断のアイソレーション」の技においては再生機器側に光アイソレーションを入れるので、このサーバー側のアイソレーションはいらないだろうと思い、ある日外してみたら・・・なんだこの激変ぶりは!
音は激しく濁り、全然悪い方向に倒れました・・!
サーバー側の手当てで音が激変する?
つまり、そもそもどこか純度の限界と思えたところは、サーバー側のアイソレーションが影響していたのではなかろうかと推測。
確かにサーバー側のアイソレーションは無改造の光メディアコンバーター。デフォルト状態でした。
ここは頑張らなくても問題ない場所と勝手に判断していたのが無改造だった理由です。
ここで試しに再生機器に入れていたコンデンサー換装タイプの光アイソレーション(改)を、まるっとサーバー側に投入してみました。ダメ押しでRockの電源も、プライトロンのアイソレーショントランスから給電してみると・・・
見事スッキリ。腰高感が緩和され太い音に変化。まさに根本の課題が解決。
この時点での系統は
Rockサーバー - 光アイソレーション(改) - HUB - 再生機器
この状態で全く問題なく今までで一番良い音が出ている!
今まで色々やってきましたが、予想に反してサーバー側の手当てが一番重要という結論になりました。理屈については全くよく分かりません。
うちはルーターから機器類まで距離があるので、その影響がかなり少なめとは思われますが、結論からするとよく言うルーター問題ってなんだったんだと思える展開。
ここまで出来上がってしまうと、ここからの調整は好みの範疇となりました。
果たしてこの記事が皆様の参考になるかどうか・・?