2022/11/22
アナログは球にしてみる

こちらリビングシステムのラックに格納したアナログ用補助システム。
LXV-OT9はお馴染みの真空管バッファ付きのイコライザー。
そして怪しげなDOUK AUDIOフォノアンプ。
AKAI テープセレクター。
(これがとても便利)
何をやっているかというと、
・Soulnote E-1のRCA出力をAKAIのテープセレクターに入れ、アンプへ戻す。(OT9の出力をアンプへ渡す)
・テープセレクターでE-1の分岐出力をDOUK AUDIOのAUXに入れて、ヘッドホンアンプとして使う。
AKAIのテープセレクターはデザインがカッコよく、80年代の少年期に欲しかった一台。オクで入手しました。
これがとても便利でLXV-OT9を経由するかしないかを選択出来る上、どの出力へルーティングするのかも自在に設定可能です。(OT9にもEQ ON/OFFボタンはありますが)
LXV-OT9は深夜のリスニングの際にどうしても不足してしまう低音の補正用です。そして、昔アナログを聴いていた頃の「ハイ落ち」オーディオシステムのシミュレーション的なところも。
古いジャズはこの使い方が特にハマって聞こえます。小音量まで行くとそこまでハイファイである必要はないですし。
DOUK AUDIOは過去にも紹介したもの。フォノアンプとして使うより、ヘッドホンアンプとして使った方が高音質という結論に至りました。
昔ならプリメインアンプにヘッドホン端子があって各音楽ソースを聴くことが出来ましたが、現在の殆どの高級オーディオの仕様ではヘッドホン端子が省かれています。ということで、アナログヘッドホンリスニング用にE-1の出力をこちらへ入れてみたところ、なんと想像の遥か上をゆく高音質。RNHPと同水準ではないかと思うほど。オススメです。特にチャンネルセパレーションが良いのが気に入りました。
AUX入力がミニプラグ端子なのが少し不便を感じるところではあります。
EQを使ってみて思うのは、アナログカートリッジによってベストなポジションがかなり変わるということ。
昔のコンポでEQがやたらともてはやされたのは、ソースがアナログだったからというのが大きいと思います。
カセットテープなんて、もっと変わっていましたね。
(カーオーディオ用にオリジナルのEQかけてテープを作っている人もいましたね・・・)