ビンテージDENON CDPの沼 第1回

少しだけ書く気になりました。

そもそもビンテージCDPに行き着いたその背景は、最近の製品価格高騰です。
やっとネットワーク再生にメドがついたところですが、ちょっと前までが試行錯誤の連続で正直しんどい状態が続いていました。
そこで、並行してCDP探しをやっていました。最初に試したのは、10年前くらいのマランツ製品や最近の話題の製品などです。
ただ、どれも決定的にクオリティが低い。まず第一の原因として良質なCDドライブユニットが入手できないということがありそうです。

持論ですが、CDPの音質の9割はトランスポート(ドライブ)の音です!
DACチップは2010年頃から演算処理性能が格段に上がってきてはいるものの、それ活かすことのできるCDドライブを積んだ製品がどれ程あったか。良いCDドライブを搭載したCDPは、外部DACにどのような製品を持ってきても良い音になります。
逆に、ドライブの音がイマイチのものは何を持ってこようが微量の向上しか望めません。

その状況にさらに輪をかけたと思われるのが、2010年代以降に如実になってきた実装パーツの廉価化のように思います。
それは音楽視聴がまだまだ娯楽の中心であった2000年頃までの常識を基準に考えたら、致し方ないと多くの人が考えると思います。

こういった現状解析を行なっていくと、自ずとビンテージCDPという選択肢が生まれてきます。
但し、経年劣化というものはどうしても避けられないもので、そこをどうするかというのが課題です。


では、早速本題に。

80年代末のDCD-1610に興味を持ったら、間違いなく候補に上がってくるのがDCD-1650GLです。
大ヒットモデル1650のリミテッドモデル。


1991_dcd1650gl.jpg


最初に入手したのが、鹿児島の業者のメンテ済み品。まず遠距離なので輸送に1週間近くかかりました。
そして届いたら、電源は入るもののCDドライブが全く動作しません。
クレームを入れることも少し考えましたが、相手は遠方であり、ビンテージ品。そしてかなりのご年配っぽい。
自力で修理を検討しました。
このモデル名で検索すると、多くの個体ではんだクラックが発生していることが分かりました。
細かくみていくと確かにクラック箇所はありました。ただ、修理しても動きません。
げんなりして、同じ型番モデルを今度は神奈川の業者から入手しました。動作問題ないと書いてありますが・・・
神奈川なら随分近くなので輸送の心配はないはず・・・

今度は電源が入らない。よく見るとフロントのディスプレイが一瞬だけついて消えるのが分かります。
ネットで調べると、このモデルではありませんが保護回路が経年劣化でやられていることがあるとのこと。
再び修理を検討しましたが、返品規定がしっかりしている業者であったこともあり無事返品となりました。

結局、このモデルについては一度も音が聞けず!
これらの経験から想像されるのは、この時代のDENONさんは長期安定性とかのノウハウがまだ熟成されていないように・・・
いや、30年前の製品なんで、それをいうのは酷か(笑
比較しているのが全盛期のSONYなので、そちらが異常なのか?

茨の道はまだ続きます。

ちなみに、ヒットモデルを開腹して謎が解けました。

IMG_7803.jpeg

コンデンサーはシルミックてんこ盛り!

自作をやっていましたが、ここにシルミック伝説があったのかと納得した次第。
DENONサウンド、いわゆる熱くてスピード緩め、ボーカル厚めの影にシルミック効果があったのかと。
そして、現在入手困難なスチコン。

IMG_7805.jpeg

少し手前には選別最上位グレードのAD1862NのDACチップが4本。
聴いてみたかった。残念だったとしか言いようがないです。

このプレーヤーは1991年発売。流行り始めたゴールド仕上げですが、フロントパネルのボタン類はプラスチックに塗装してあるだけ。かなり部分がプラスチックで出来ており、現在流通する中古品の多くで塗装が剥げて情けない感じになっています。
その前のブラック仕上げのモデルでもプラスチックの製品が多かったのですが、印字の剥げはあるものの、プラスチックの下地が見えているものはあまりありません。
つまり、金色塗装の技術や素材の選択に反省点が見え隠れしているように思います。
(以後のモデルはプラスチックではなく、金属パネルです)

同時期のSONYのCDPのゴールド仕上げは、金属パネルのものが多いです。塗装も概ね状態を維持していることから「後発組のDENON」だったことは否めないと思います。


というわけで、後日に続きます。
ここまで書いただけで息切れしている・・・(笑

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