TX-2000XN導入記3 最終回!

第3回です。なんだかあまり長く引っ張るネタでもないと思うので、最終話です(笑)。

二次側に繋いだノイズハーベスターですが、点滅はしなくとも効果はわかります。壁コンは上下に2つあるのが通例ですが、上側に機器、下側にノイズハーベスターという組合せで使用します。上側には特にノイズをばら撒きそうな機器、もしくはノイズに繊細な機器を接続します。

トランスに接続しているタップRTP-6に接続している機器は4つ。どうしても一つが半端ものになってしまうんですね。最初に接続した組合せはタップのIEC側のコンセントから1、2、3、と番号をつけるとすると、

1.上:No.380SL 下:空き
2.上:Soulnote 下:G-25U
3.上:X-05 下:NH(ノイズハーベスター、以下略)

ここで試しに構成を変更。G-25Uの位置を変える。

1.上:No.380SL 下:NH
2.上:Soulnote 下:空き
3.上:X-05 下:G-25U

げげ!音が全然変わった・・・!こんなに変わるとは。今までの重たい、抜けがイマイチのサウンドから、腰抜けぴかぴかサウンド。重心高すぎ。ってことは何か悪さしているやつがいるに違いない。
はっきり言ってこの変化は想定してなかった。犯人を突き止めるべく、色々な組合せを試行錯誤。

犯人は・・・・君です。G-25U。

モロデジタル機器だし、いわばこれは発振器でした。そりゃ、ノイズのるわ。
少し状況を落ち着いて考えると、やっぱりインピーダンスの上昇が関係しているような気がします。同じトランスの取り口に機器を沢山繋ぐと、外部と遮断されてる分、内部で発生するノイズに弱くなるわけですね。ブリッジダイオードのノイズに敏感になるくらいですから。

その後色々な組合せを検討してみるが、絶対うまく行かない。このままでは答えはなさそうです。
ここで裏技を使いました。CSEのRK-100です。コイツはヤフオクで中古をゲットしていたにも関わらず、フロントスイッチが故障してそのまま修理行きとなっていました。
電源を作り直すインバータータイプで、関東でも60Hz出力が可能です。

丁度修理から帰ってこないかと思っていたら届きました。たかが電源スイッチの故障で2週間以上も修理にかかるCSEさん、頑張ってね!
本当はコイツへの電源は全く別の壁コンから取りたいところでしたが、数が足りない。仕方なくTX-2000の空きコンセントから取りました。インバーターゆえに他への影響が気になりましたが、抜き差しやハーベスターの抜き差しで実験してみて大丈夫なことを確認しました。同じ会社の製品だけに、テスト済みとのことでしょうか。
RK-100はカタログによると「アナログ方式」とある。このお陰のようですね。

この後に更にノイズハーベスターを追加したり、電源ケーブルのとっかえ、ひっかえの試行錯誤があり、そして到達したサウンドは・・・おおっという感動のある別世界サウンド!何もなかった状態からの成長ぶりは目を見張るものがありました。

今までをまとめると、

1.大容量トランス1個に託すのは厳しい
2.トランス小分けが難しいときは、ノイズハーベスターがお勧め
3.デジタル機器は別の鉄則。(でも厳しいときは「なるべく」の精神で)
4.特にクロック系は要注意。自分はノイズを出すくせに外部のノイズには弱い。貴様~!!
5.グラウンドループは結構深刻。気をつけてゆくとかなりの伸び率があるかも?
6.最後はやっぱりパワーケーブルで調節かも

実はG-25U内部のノイズ対策がいい加減な可能性もありますが、はっきりしたことは分かりません。ただユーザーも多い機種だと思いますのでお使いの方は要注意です。それからクロック打ち直し機能なんかありますが、受け側のDAC等がしっかりしたものであれば通さない場合の方がグラウンドループの問題から開放され、良い結果となる場合もあるようです。思い込みは禁物です。

クロックに良質電源を突っ込んだ感想は「もっと早くやっときゃよかった」
精度が上がると情報量が増すと共に、奥行き感、まろみのようなものが出てきます。S-3EXのバーチャル立体サウンドとマッチして、特にライブ音源ものは会場にいる雰囲気。
ワルツ・フォー・デビーみたいなサウンドでは、客席と楽器が分離し、皿の当たる音に前後感が現れ始める。正に空気感の向上とでもいいましょうか。マイルスのマラソンセッションものは、曲間に入るマイルスの声が生々しい。そこにサブルームのエンジニアからのマイク音声が入る。いや~、楽しい。


最後は自己満足みたくなっちゃいましたけど、何かの参考になれば幸いです。

コメント

No title

RK-100ってアナログ方式なんですね。電源作り直しってどうゆうふうにやるのか興味あります。不思議だ。。グランドループの影響って意外とあるのかもしれませんね。特にデジタル機器の場合。ウチもすべてのACアダプタを自作のトランス電源に変えたときとか目にウロコでしたから。最後のパワーケーブルで調整は納得です。私もまたプラグで調整する日々に戻りました。プラグレビュー参考にさせてもらってます。

クロックのノイズ対策は効果高そうですね。

No title

アナログ方式って実際どうやっているんでしょうね。もしかすると一度DCに治すところがトランス電源というだけかもしれません。これでもノイズ対策をしっかりすれば大丈夫かもしれませんね。

RK-100の音質傾向は、オーディオ的にはあまりうまみを感じさせない印象。普通にプリとかに使うのであれば、壁コン交換した方が良いかもしれません。トランスの方が無難に最初から感動がありました。
ジッターの徹底排除の意味からはインバーターに分があるように思いますので使い分けですかね。

そうそう、ルビジウムクロックのトランス電源化計画でプライトロンのトランスを注文しました。アイソレーションと合わせてダブル攻撃の予定です。

No title

おお!とうとうですね。ルビジウムクロックには強烈に効きそうです。今日、AudioBasicにスイッチング電源での電源作り直しの機器の構造について初心者向けに書かれており立ち読みしちゃいました。でも、何が書かれていたのか忘れてしまった。。ただこの場合、クリーン電源なのに高周波ノイズがこのスイッチング電源から出てしまう気もするのでなんだかなーとも思ってしまったりもします。ただその辺の対策をするのがメーカーの腕の見せ所なのかもしれませんが。

アイソレーションとダブル攻撃ですね。実はウチの外付けHDDとFF400がそうだったりします。
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