Tube Bufferエージングとそれからの話
解像度とかリアリティという点では明らかにdc1.0より劣るものの、やさしい雰囲気が良くて朝の4時くらいまで堪能してしまいました。
ただ聴いていて、ピアノのピークで歪む。ソースのCDの録音、プレスの時点で歪んでいるか、再生機器のどこかで歪んでいるわけで、早速調査。dc1.0をTube Bufferに繋いで同じソースを聴いてみても歪まなかった。つまり、DAC Eightが歪んでいるらしい。
このDAC、改造に改造を重ねて現在に至っています。やって駄目だったりして戻した経歴もあり、アナログ系のコンデンサ、抵抗は殆ど付け直しになっています。
やりすぎたせいで、基板パターンはあちこち危うい状況になっています。切れたパターンはリードで繋ぎなおし、殆どブラックジャックの大手術を受けたあとみたい。テスター片手に基板裏をもう一度眺めて悩むことしばらく。
デジタル入力のノイズキャンセルに470pFのセラミックコンデンサをつけていたのを思い出しました。これは以前にKenwoodのCDP改造したときに取り外したコンデンサをリサイクルしたもの。水晶発振器付近についていたもので、いわゆる茶色のおせんべい型、懐かしいタイプです。
何気にコレを手持ち品に交換してみることにしました。
1.1000pFのマイラーコンデンサ (千石で購入、Toshin?)
2.470pFの積層セラミック (Digi-keyで購入、Vishayブランドの汎用品)
マイラーコンデンサは一昔前のオーディオ機器で使われていたようです。特性が中途半端なのか、最近の機器ではあまり採用されていない?みたいな様子。音はやさしい感じで少々鮮度が落ちた印象。でもピアノのピークの歪みは取れました!
積層セラミックに交換してみたところ、いきなり鮮度がアップ。でも少々イタイ音です。のちにエージングでやさしくなる可能性があるので数日様子をみることにしました。
結果として歪みはとれたしS/Nも増したのだけど、おせんべい型コンデンサが発していた独特ないい感じが消えてしまいました。残念ながら、戻したくても取り外し時に事故で崩壊しました(泣)ので元に戻れません。
このちょっとしたpF単位のパーツ交換で音が変わるわけで、デジタルケーブルの交換でも音が変化することが容易に想像できます。特にこのDACは入力をDAIで受けてそのままD/Aするタイプ。入力に非常に繊細です。
肝心のTube Bufferの方は、エージングが進んでだいぶ落ち着いてきた様子です。テーマである適度に緩い「真空管らしい音」はほぼ実現できつつも、エージングとともに微妙にもっこり度が気になり始めました。心情的には治したいかなと思いつつ、悩むところです。
コレくらいの変化はインターコネクトで簡単に変わりそうな程度なので、いっちょカスタムでインターコネクトを作って終了という手も、ありかもしれません。
以上、12月31日時点までのお話でした。
現在、九州へ帰省中。しばらくマイシステムとはお別れです。



