デジタル臭い音

久しぶりのfreestyle流です。

いつかPhilewebに「デジタル臭い音とは何ですか」という日記がありました。そのときはレス申し上げなかったのですが、なんとなく思い出したので少し記事にしてみることしました。

多分ですがこの言葉が登場し始めたのは、まさにCD登場の80年代初頭じゃないかと思います。
当時はデジタル技術黎明期で、まだデジタルフィルタなどの実装がなかったと聞きます。その頃、お金持ちの友人のお父上がオーディオマニアで、お邪魔するとその時々の最新機器が真っ先に導入されていました。そこにはやはりSonyのCDプレーヤー一号機が!!

早速聴かせてもらうと・・・・。レコードのバチバチ音が聞こえない!背景が静かだ!
でもその後に続けて思ったのは・・・

・高域が露骨にザラザラしている。
・なんだか音がレコードに比べると細い。
・音にエネルギー感、押し出し感がない。

本当にこれが主流になるのか疑問でした。おまけにCDメディアのキラキラの盤面を見て、あんなもの量産できるのかなと思いました。
丁度その時期、地元のオーディオショップのデモンストレーションでSonyの担当者の方がCD規格が成立するまでのお話をしてくださったのも覚えています。
カラヤンの話、当初10cmだったメディアが12cmに変更された有名な話。そして今では絶対聞く事のできない「CDケースの開け方」論。

日本人の場合、CDケースを生まれて初めて開けるときに、閉じ口に両手の親指を同時に突っ込んで開けようとして苦戦する人が多かったとか。自分も確かそうやっていたような。本当に開かなかった。欧米人の場合、そのような開け方をしようとした人はいなかったとか。もちろん両手が直角に交差するようにケースを持つのが正解です。
(最近のケースはロックが緩いのか、どんな開け方をしても開く気がしますが?)
それから、CDケース内のCD取り付け台座部を外して平積みができることはご存知でしたか?これは欧米人の方に多い、レコードを裸で積み重ねて置いてしまう習慣を想定して設計されたとのことです。
ただ、そのようなズボラな人はCDも裸で積み重ねて置いているはずですが・・・(爆)

(激しく脱線・・・)

余談はさておき、このザラザラ感を差してデジタル臭いといわれていたと思います。もう少し整理していうと、S/Nは良いのに音に立体感がない。空気感に乏しい。これだと思います。

最近の話題でこれに近いニュアンスを持つのが、ジッターです。最近ではもっとハイレベルになりますが、同様な傾向にやはりあるように思います。外部クロックなどの対策を行うと、如実に立体感が出てくる。つまり昔ほど露骨ではなくなってきましたが、「デジタル臭い」は依然として課題として残っているということです。

これから連想する事柄として、ご年配のオーディオファイルの方の格好の標的になっている携帯音楽プレーヤーの音質。可聴域問題はちょっと置いておいて、この評価を二分するのがこのジッターじゃないかと思っています。
S/Nなんかは昔の下手なCDウォークマンより遥か上を行っている。ただ実装されている水晶発振器に限界があるのか、高域に独特の歪みが多い気がします。かなり「デジタル臭い」傾向です。

過去と現在。いつまで経っても同じテーマと格闘しているわけで。たから趣味として長く続くのかもしれませんが。

コメント

どれが優先!?

脱線話、面白かったです。w
それにしても、ご指摘の妙な”ザラザラ感”を指してデジタル臭い・・・というのは、同感です。^^;
何か、妙に2次元的というか。

昔は、これをアナログ領域で調整しようとしてたところを、クロックでジッターを軽減してデジタル領域で調整をしてしまおう・・・というのが最近の流れということでしょうね。
ジッター軽減対策として一般的なのは、高精度クロックを入力してしまおう・・・という考え方だと思いますが、以下の3つに優先順位を付けるなら、どう付けられます??

1. D/A部とトランスポート部のクロック同期
2. 高精度クロックのD/A部への入力
3. 高精度クロックのトランスポート部への入力

ワタシは上記の順で優先順位かなぁ・・・と感覚的に思ってます。w

むずかしい

全部重要。じゃなくて。

優先順位3番ですけど、意外にあなどれないですよ。うちの場合、トラポ性能という点でX-05にして大幅向上しました。情報量、見通しの点です。
(DV-50だって相当良いと思っていたが)
うちのSoulnoteはご存知のようにメモリバッファタイプで、入力信号のクロックには原理的に左右されないはずなんですが、全然違うんですよ。
2番が平均以上のスペックをクリアしている条件なら、3番をトップに上げたいくらいです。
業務用的発想なら、間違いなく1番でしょうが。

Transporter

私の場合はDACマスター(Toslinkクロック出力)でTransporterスレーブ(Toslink出力)という構成にしています。

Transporterだとワードクロック入力として、同軸でも、光でも何でも使えるので、便利ですね。

Transporterのお仲間ということでよろしくお願いいたします。

よろしくお願いします

書き込みありがとうございます。
ワード入れると本当に化けますよね。うちはワードクロックからやってますけど、確かにTos経由ででも出来たんですね。

あのLINNには外部クロック入力は無いし、無線LANもない。Transporterについてはこの2つが高音質化のキーになっているように思います。この点で遊び甲斐がありますよね。

今後ともよろしくお願いします。
非公開コメント

プロフィール

freestyle

Author:freestyle
システム1号:
Esoteric K-03 → Nmode X-PM100 → B&W 804 Diamond PB

Logitech Squeezebox touch
Pioneer PL-70LⅡ
Phasemation EA-300
Technics SL-1200MK5

WE396A 自作真空管バッファアンプ

Antelope Isochrone Trinity

PS AUDIO PerfectWave Power Plant 5


システム2号:
Nmode X-DP10
FX AUDIO TUBE-01J LIMITED
FX AUDIO FX1002A
MEG ME25
Nmode X-DU1
Logitech Squeezebox touch


インターコネクト:
ORB RCA-AKIHABARA
mogami 2534

デジタルインターコネクト:
QED Performance Optical
QED Reference Optical Quartz

電源アクセサリー:
SWO-NT

ほか諸々



その他、自作品等
Emisuke DAC Five ver.3改, ほか。


たまに自作もする人。高級機種は知らないが、オーディオ経験値はそこそこ自慢出来ると自画自賛。アクセサリーの泥沼からもなんとか這い出し現在に至る。


基本的にリンクフリーです。
但し、当ブログ記事のWEBページ、印刷物等への無断転載を禁止します。
使用したい場合はまず当方へ一報いただき、承諾の後、当ブログのURL紹介、またはリンクを張っていただくことが条件となります。


ポリシーについて

基本的に自腹レビューです。メーカー等からレビューと引き換えに高額な試聴機を受け取ったりなどはございません。

あくまで個人的な主観によるレビュー等を展開してゆきます。趣味の範疇であるのが基本。ゆるーく行きますので、厳密なレビューになってないとか、ブラインドによるテストでないと意味が無いとか、母数が少ないので信憑性が薄いとか思われる方は別サイトへどうぞ。

オーディオグレードで高いから音が良いとか、そういうところに主軸は置きません。安くて気になるものが中心です。





オススメハブ



PCオーディオのお供


良質電源


長めのケーブルが欲しい時


ザッツバナナ

FC2カウンター

検索フォーム

QRコード

QRコード