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アナログは球にしてみる

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こちらリビングシステムのラックに格納したアナログ用補助システム。
LXV-OT9はお馴染みの真空管バッファ付きのイコライザー。
そして怪しげなDOUK AUDIOフォノアンプ。
AKAI テープセレクター。
(これがとても便利)

何をやっているかというと、
・Soulnote E-1のRCA出力をAKAIのテープセレクターに入れ、アンプへ戻す。(OT9の出力をアンプへ渡す)
・テープセレクターでE-1の分岐出力をDOUK AUDIOのAUXに入れて、ヘッドホンアンプとして使う。

AKAIのテープセレクターはデザインがカッコよく、80年代の少年期に欲しかった一台。オクで入手しました。
これがとても便利でLXV-OT9を経由するかしないかを選択出来る上、どの出力へルーティングするのかも自在に設定可能です。(OT9にもEQ ON/OFFボタンはありますが)
LXV-OT9は深夜のリスニングの際にどうしても不足してしまう低音の補正用です。そして、昔アナログを聴いていた頃の「ハイ落ち」オーディオシステムのシミュレーション的なところも。
古いジャズはこの使い方が特にハマって聞こえます。小音量まで行くとそこまでハイファイである必要はないですし。

DOUK AUDIOは過去にも紹介したもの。フォノアンプとして使うより、ヘッドホンアンプとして使った方が高音質という結論に至りました。
昔ならプリメインアンプにヘッドホン端子があって各音楽ソースを聴くことが出来ましたが、現在の殆どの高級オーディオの仕様ではヘッドホン端子が省かれています。ということで、アナログヘッドホンリスニング用にE-1の出力をこちらへ入れてみたところ、なんと想像の遥か上をゆく高音質。RNHPと同水準ではないかと思うほど。オススメです。特にチャンネルセパレーションが良いのが気に入りました。
AUX入力がミニプラグ端子なのが少し不便を感じるところではあります。

EQを使ってみて思うのは、アナログカートリッジによってベストなポジションがかなり変わるということ。
昔のコンポでEQがやたらともてはやされたのは、ソースがアナログだったからというのが大きいと思います。
カセットテープなんて、もっと変わっていましたね。
(カーオーディオ用にオリジナルのEQかけてテープを作っている人もいましたね・・・)


Wifi6で2度おいしい話

我が家はNURO光なんですが、支給品ルーターのWifi通信速度がイマイチなのが気になっていました。
夫婦で同時に在宅勤務になった日など、リモート会議が重なるとどちらかがダウンしたりと最悪。Wifi環境の見直しが必要となっていました。
参考までに導入したのはこちら。



製品選択の基準は完全にブランドイメージ。後で知りましたが、通信速度だけならTP-LINK製品も早いみたいですね。
通信速度は古いiPhoneで繋いでも400Mbps程度出ており、従来比でおよそ10倍。快適さを手に入れました。
本ルーターの動作設定はAP(アクセスポイント)モードです。(=ブリッジ接続)

そこで不要になった支給品ルーターのWifi機能をオフしたところ、思わぬ結果が。

●テレビの音が明らかにいい
高域は滑らかになるし、音の広がり感が絶対に良くなっている!音抜けが良い。

●書斎部屋のセカンドシステムも良い
こちらも高域に残っていた僅かな歪み感がなくなり、文句なしの仕上がり

●リビングのメインシステムも新たな次元
絶対に音の透明感がアップしている。

ということで、良いことづくしです。
ルーターのACアダプターをGaNタイプにした時も一定のアップを感じましたが、今回はそれ以上かもしれません。
オーディオヴィジュアルマニアの方は是非、Wifi機能の分離を検討されてみてはいかがでしょうか。
これ、正直効果あると思います。

比較試聴の結果

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比較試聴の結果、この2台が残りました(笑
Silent Angel M1T 8Gは以前アップした写真にはありませんでした。運良く程度の良い中古をゲットできたので、いきなりの登場です。
リニア電源投入の環境ではどちらも同クオリティということになりました。
(しかも、偶然どちらもM1Tという型番)
ただ、音は違います。

中域に暖かさがあるのが、Silent Angel。
清涼感を感じる音作りのMini PC。

どちらも電源と電源ケーブルの選択で結構音が違ってくるので、こういう音というのは言いにくいですが。
Silent Angelは仮想アース投入が効きました。



Mini PCの方は本当にコスパが高いです。購入時の本体価格は3万円以下。
インストールやチューニングを楽しめる人にはお勧めです。
当方はセカンドシステムで愛用中ですが、クオリティについては全く不満がありません。




注:
この2台は電源電圧が12Vと5Vで違いますので、電源ユニットは別になります。
その環境での比較になります。

ベーシックな電源タップのお気に入り

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CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / 電源タップ PDS8L 1.6m

お気に入りのタップです。
ノイズフィルター入りのタップですが、音質的な弊害がなく単身赴任していた時には数本まとめて導入していました。
こちらサウンドハウスより入手できます。

まず、安価なのがとても助かる。そして定番のFurmanより音質的に良く製品の具どまりも安定しているようです。
ネットワークオーディオにも最適。

情報機器が普及した影響で、昨今電源環境が悪化の傾向にあるのはご存知の通り。
ここにフィルターのないピュアオーディオ用のタップを使用しても限界があります。
最近、設置を見直していて再評価しましたので紹介します。

またリビングオーディオで最近導入した機器を紹介します。


TASCAM パワーディストリビューター/コンディショナー AV-P250

プリメインアンプ以外はこちらから接続するようにしました。ノイズフィルターはかなり優秀でした。
マイ電柱を建てたい人の気持ちがわかる昨今ですが、その予定がない中では大変役に立つものでした。

アンプに関しては悪くないのですが、少々力感が落ちるような気がして別系統にしました。

噂のLANケーブル


LINKUP– [40Gbps認証済み] Cat8イーサネットパッチケーブル二重シールド| 26AWG 2000MHz(2GHz)Cat8.1 | Cat7A、Cat7、Cat6A、25G、10G、1Gネットワークと互換性あり、将来性のあるLANワイヤー[ブラック] -3フィート(約0.9m)

最近試したものの中で最も良かったものです。
これはいい。S/N感が半端なく良くてそれでいて音域バランスが良いというのが特長。
この1本で一気に世界が変わりました。
交換直後はちょっとエッジが立った感じもしなくはないですが、数日で落ち着きます。

ハブー再生機器に使うというのがお勧めのようです。
LAN関連はユーザー環境にかなり依存するのでなんとも言えませんが、ハブより上流部分はManKinのままの方が当方の場合はしっくりきました。ManKinもS/N感は十分すぎるのですが、若干音が暗めというか地味な方向へ向かいがちです。
それに対して、このケーブルは犠牲にしている要素が限りなく少ない。

いわゆるオーディオグレードに迫る品質。レイアウトの関係上、うちは数メートル単位で必要のなのでこのケーブルが助かります。


後日追記:
22AWGと聴き比べました。
どちらもそれぞれに良いです。フラットなのは26AWGです。中低域にボリュームが出るのが22AWG。リスニング音量によっても聞こえ方が違うようです。大音量で楽しむ環境のある方は22AWGの良さを引き出せると思います。小音量の方は26AWGがおすすめです。22AWGは壊滅的に引き回しが悪いですし、お値段高め。



Roon Bridge テスト中

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現在、3台のマシンで比較試聴中です。
左からSTREAM, Skynew mini pc, GMKtekです。
Skynewはセカンドシステムで使用中のもの。GMKtekは、アマゾンのタイムセールで激安26,000円ということで、ちょっと期待をかけて入手してみました。

GMKtekは、動作中小さくファンの音がします。近くでは聞こえますが、通常リスニングポイントで聞こえるような音ではないです。CPUは最新の省エネタイプ。性能はアップしています。
一方、Skynewは起動時に音がしますが、動作中は無音です。Roon Bridgeで使用する程度では、おおよそファンレスですね。

この2台の小型PC、どちらもかなり優秀です。ただエージングでどんどん音が変わります。1〜2ヶ月くらいで落ち着く様子で、現在はまさに育てている状況。GMKtekの購入直後の音は、かなりAMラジオな感じで絶望的でした・・・

Skynewについては、セカンドシステムでかなり良い結果となっており、メインへ進出となりました。現状ではS/N感が一番良い。GMKtekは音が太めなのが好印象ですが、まだ若干ノイジーな気がします。

それから、セカンドシステム検証で紹介したUSBハブです。
ハブはさまざまなUSB規格の通信速度に合わせるために一度データをバッファして送り出す機能があります。これがminiPCに対しては良い結果を生んでいるようです。しかも、外部5Vを供給するとアイソレーションも可能。
(そういえば、昔ラトックに同じような製品がありました)


UGREEN USB3.0 ハブ 4ポート拡張 ノートPC/PS5/PS4/Xbox/Surfaceに適用 給電用USB-Cポート付き セルフ/バスパワー両対応 アルミケース 在宅勤務 ゲームに最適


最終結果は、またあらためて。




ZEN stream

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ファンレスPCのSkynewのチューニングはいくところまでやって、最後に課題が少し残りました。
修正するには自作電源のチューニングやり直しなども考えられるのですが、今そのパワーがない。
話題のZEN STREAMにリプレイスして具合を見ることにしました。

この製品の競合としては、Silent Angel M1Tが候補に上がると思います(ただし価格は倍)。どちらもラズパイベースのプレーヤーとのこと。実は現在のRoon 環境構築の時期に、ラズパイペースの他社製品を試したことがあります。
当時の印象として、動作がモッサリというのがかなり気になりました。今回少しでも動作が俊敏なものにしたいということでSTREAMを選びました。
価格的にコンパクトPCで組むのとあまり違わなく、気持ちの上でも導入へのハードルが低かったというものあります。

中華リニア電源は既に手持ちものがありました。付属のアダプターは最初から使わず試聴します。またBus Power Proも同時に使用した状態です。

このややドーピング環境では、なかなかです。透明度の高いサウンド。独自チューニングということですが、やることやっています。しかもRoonではストレスを全く感じずサクサク動作。OpenHomeも試しに使ってみましたが、こちらも今まで聞いたDLNA環境での試聴でかなり高レベルと思います。
好結果となったもう一つの理由として、我が家のネットワーク環境のクリーン化(光アイソレーション)もあると思います。
手当てをしたおかげで、マランツのAVアンプで再生するOpenhome再生までが劇的に良くなりました。

プロフィール

freestyle

Author:freestyle
システム1号:
Silent Angel M1T 8G (リニア電源) → Soulnote D-2 → Soulnote A-2 → B&W 804 Diamond PB

Rock (Roon) ファンレスケース換装済み

Esoteric G-02

Soulnote E-1
Technics SL-1200GR
marantz SA-13S2


システム2号:
Soulnote sd2.0 FT
RUPERT NEVE DESIGNS RNHP
Skynew mini PC
Genelec 8320ARwM GLM Studio
Pioneer DJM250MkII


インターコネクト:
Soulnote SBC-1
mogami 2534

デジタルインターコネクト:
QED Performance Optical
QED Reference Optical Quartz

電源アクセサリー:
SWO-NT

ほか諸々



その他、自作品等
Emisuke DAC Five ver.3改, ほか。


たまに自作もする人。高級機種は知らないが、オーディオ経験値はそこそこ自慢出来ると自画自賛。アクセサリーの泥沼からもなんとか這い出し現在に至る。


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ポリシーについて

基本的に自腹レビューです。

あくまで個人的な主観によるレビュー等を展開してゆきます。趣味の範疇であるのが基本。ゆるーく行きますので、厳密なレビューになってないとか、ブラインドによるテストでないと意味が無いとか、母数が少ないので信憑性が薄いとか思われる方は別サイトへどうぞ。

オーディオグレードで高いから音が良いとか、そういうところに主軸は置きません。安くて気になるものが中心です。






最近の大ヒット


個人的にこれを超えるバナナはなし!


安定のクオリティ


おすすめLANケーブル S/N良く中域の情報量が多い


光アイソレーション











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